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ガットゥーゾが密集するナポリファンに苦言「マラドーナへの愛情は分かるがマスクを…」

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ガットゥーゾが密集するナポリファンに苦言

 ナポリの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが29日のローマ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて試合を振り返ったほか、ファンに苦言を呈した。

 ナポリは29日、セリエA第9節においてローマとホームで対戦。クラブのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏の死去後、初めてとなるセリエAの一戦となった。アルゼンチン仕様のストライプのユニフォームで臨んだナポリは30分、FWロレンツォ・インシーニェがFKを直接決めて先制点をマーク。ナポリ主将は、マラドーナ氏の10番のユニフォームを掲げてゴールを捧げた。さらにナポリは後半、3点を積み重ねて4-0でビッグマッチを制し、マラドーナ氏に捧げる勝利を収めたが、指揮官のガットゥーゾは新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中で密集するファンに注意喚起を行った。

「マラドーナは誰もが知るように伝説の選手だ。ここ数日、悲しい空気が漂っている。しかし現在、この街においては、良識も持つべきだ。あまりに多くの人々がマスクをせずに集まり過ぎている。しっかりとした振る舞いをしなければ、我々全員がその代償を支払うことになるだろう。マラドーナへの愛情は理解できるが、明日からは真面目に取り組もう。街はディエゴのためだけでなく、店が閉店するなど経済が停滞していることでも苦しんでいる」

 またナポリの闘将は試合を振り返り、「今日は組織的なチームを相手に素晴らしい試合をすることができた。選手全員が非常に献身的で、この姿勢は気に入った。常に今日のような意欲とインテンシティで試合に臨むべきだ」とコメントした。

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