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マラドーナの訃報を受け、エトー氏が幼少期の思い出を明かす「神を前に0-10で負けるかと…」

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 カメルーンのレジェンド、サミュエル・エトー氏が、11月25日にこの世を去ったディエゴ・マラドーナ氏の死を惜しんだ。

 エトー氏はスペインメディア『AS』の取材を通じ、アルゼンチンの英雄について、思い出を語っている。1990年のイタリア・ワールドカップ初戦のカード、カメルーンvsアルゼンチンの出来事を振り返った。

「私が9歳のときだ。カメルーンはワールドカップ初戦で前回王者のアルゼンチンと戦うことになってね。街頭テレビ1台で2000人ほどの人たちと一緒に見たんだよ」

「ディエゴが試合前にキャプテンとして挨拶を交わしてね。その後のウォームアップで、肩を使ってリフティングし始めたんだ。その時『ああ……もうダメだ』とまで思ったね。カメルーンはおそらく0-10で負けるとまで覚悟したよ。これからカメルーンは神と戦うことになるわけだからね」

 1990年6月8日、サン・シーロで行われたワールドカップのオープニングマッチはフランソワ・オマン・ビイクが67分に決めたゴールが唯一の得点となり、カメルーンが0-1で前回王者を撃破した。

「でも、結果はカメルーンが勝利を収めた。この一戦はカメルーンフットボール史において、とても重要なターニングポイントだったと思っている。やっぱりカメルーンの若者たちに大きな希望を与えた戦いだった。カメルーンがマラドーナのアルゼンチンを破ったんだ。これ以上の大きな成果はないよ」

 カメルーンはこの大会でグループ首位で勝ち抜け、準々決勝でイングランドに敗れたものの、大会ベスト8に躍進した。そしてエトー氏は不世出の名手、マラドーナがスペシャルな存在であり、自身にとっても憧れのアイドルだったと説いている。

「彼はフットボール界において、すべての人が認める特別な選手だった。私にとってもアイドルだったし、そのプレーぶりはまさに他の惑星から来た存在だった。ディエゴはまさに神。いつまでの我々の心の中で生き続けることになる」
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