beacon

バイエルン、敵地ドローでCL最多連勝は15でストップ…アトレティコのGL突破は最終節に持ち越し

このエントリーをはてなブックマークに追加

バイエルンの連勝記録がストップ

[12.1 欧州CL第5節 A・マドリー1-1バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループA第5節が1日に行われ、2位アトレティコ・マドリー(スペイン)は首位通過を決めているバイエルン(ドイツ)をホームに迎え、1-1で引き分けた。大会記録を更新していたバイエルンの連勝は15でストップ。また、アトレティコの決勝トーナメント進出決定は持ち越しとなった。

 昨季王者のバイエルンはGKマヌエル・ノイアー、MFレオン・ゴレツカ、FWロベルト・レバンドフスキなどが招集外で欠場したほか、DFジェローム・ボアテング、DFバンジャマン・パバール、MFセルジュ・ニャブリ、FWトーマス・ミュラー、FWキングスレイ・コマンらがベンチスタートとなり、多くの主力選手を温存して臨んだ。

 対するアトレティコは前節からのスタメン変更は1人のみ。今季ラ・リーガで7勝2分と唯一、無敗を維持するチームは前半26分に均衡を破った。右サイドのスローインからMFマルコス・ジョレンテがDFキーラン・トリッピアーとのパス交換で抜け出し、ゴールライン際からマイナス方向にクロス。ニアに入ったMFジョアン・フェリックスが右足でゴール右に蹴り込み、今大会3得点目を挙げた。

 追いかけるバイエルンは後半に入り、ニャブリやミュラーなどを投入して攻勢をかける。すると後半40分、ニャブリのパスを受けたミュラーがPA内でMFフェリペに倒され、PKを獲得。同41分にPKキッカーのミュラーが右足でゴール右に決め、今大会初得点で1-1とした。

 試合はそのままタイムアップ。アトレティコはバイエルンの連勝記録こそ止めたものの、3試合連続ドローでグループリーグ突破はお預けとなった。他会場では3位ロコモティフ・モスクワ(ロシア)が4位ザルツブルクに1-3で敗れ、4位に後退。1試合を残し、首位バイエルンが勝ち点13、2位アトレティコが勝ち点6、3位ザルツブルクが勝ち点4、4位ロコモティフ・モスクワが勝ち点3となった。

 最終節は9日に開催され、アトレティコは敵地でザルツブルク、バイエルンはホームでロコモティフ・モスクワと対決する。

●チャンピオンズリーグ(CL)20-21特集
●ラ・リーガ2020-21特集
●ブンデスリーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP