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8人欠場の千葉、意地見せて追い付く…東京Vは18歳MF藤田譲瑠チマ弾で先制も逃げ切れず

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先制を許しながらもジェフユナイテッド千葉がドローに持ち込んだ

[12.2 J2リーグ第38節 東京V 1-1 千葉 味スタ]

 J2リーグは2日、第38節を開催し、味の素スタジアムでは東京ヴェルディジェフユナイテッド千葉が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半24分にMF藤田譲瑠チマの得点で東京Vが先制するも、同38分に千葉がFWクレーベの得点で追い付いて1-1の引き分けに終わった。

 試合前日にトップチーム選手2人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、6人が濃厚接触者と判定された千葉。その8選手がメンバーから外れて、試合は予定どおり開催されることになった。ホームの東京Vは11月29日の前節・琉球戦(●0-4)から先発5人、アウェーの千葉は前節・磐田戦(●1-2)から先発7人を入れ替えてこの一戦を迎えた。

 前半23分に千葉がゴールに迫る。DF下平匠のスルーパスから抜け出したFW船山貴之がPA内に持ち込み、角度のない位置から狙うもDF平智広の体を張ったブロックに遭う。さらに、このプレーで得たCKの流れからDF新井一耀が強烈な右足のシュートを放ったが、コース上にいたMF佐藤優平にクリアされてしまった。

 前半32分には東京Vに好機。中盤から佐藤が送った浮き球のパスからPA内に走り込んだFW小池純輝が左足ボレーで合わせるも、シュートは枠上に外れた。

 0-0のまま後半を迎えると、東京Vは藤田を投入。同2分には小池がミドルレンジから果敢に狙い、同18分には佐藤の無回転ミドルがゴールを襲うが、ともにGK新井章太に阻まれてネットを揺らすには至らず。しかし、同24分に東京Vが先制に成功する。佐藤が打ち込んだ鋭いパスをPA内のMF井上潮音がワンタッチで落とすと、ボールを受けた藤田が右足のシュートでゴールを陥れてスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った千葉だったが、後半38分に試合を振り出しに戻す。MF田口泰士からパスを受けたMF為田大貴が左サイドを突破してグラウンダーのクロスを送ると、FWクレーベと平が飛び込む。2人がもつれ合いながらも、最後はクレーベの足に当たったボールがゴールマウスに収まり1-1となった。

 その後、両チームともに勝ち越しゴールを狙ったものの、スコアは動かずに1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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