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引退後は監督にならない…レアルMFクロースが希望する新たな職業とは

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将来のプランを語ったMFトニ・クロース

 レアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースは将来的に監督になることは考えず、スポーツキャスターに興味を持っているようだ。スペイン『アス』が伝えている。

 現在30歳のクロースは、これまでバイエルンやレアルで国内リーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇など数々のタイトルを獲得し、ドイツ代表でも2014年のブラジルW杯で世界一を経験。選手として輝かしい実績を誇るが、引退後はサッカーの現場と距離を置く意向だ。

「(スポーツキャスターとして)偉大なコメンテーターの隣に座って、いくつかのことについてコメントしている自分の姿が想像できた。それは、専門家が試合後に何が正しかったか、何が間違っていたかを言うのとは少し異なる」

 ドイツ『マゼンタTV』のインタビューでこう語ったクロースは、指導に関わるとしても「おそらく小さなユースチームのコーチ」とだけ話し、「人生の半分をホテルで過ごしたり、家族と離れたりする旅のストレスはいらない。もうそれは望んでいないんだ」と理由を説明した。

 現役の今も家族との時間は最優先に考えている。インタビューでクロースは、たとえ3万ユーロ(約380万円)の費用がかかったとしても、アウェーゲームの直後にプライベートジェットで帰国したいと言及。「朝、子どもが起きた時に家にいられるから、僕にとってそれは愚かなことではない。だからこそ、僕は世の中のお金すべてを支払う覚悟があるんだ」と明かした。

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