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レアル新指揮官候補にポチェッティーノとラウル…CL敗退危機でジダンの去就不透明

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後任候補に挙がるマウリシオ・ポチェッティーノ

 マウリシオ・ポチェッティーノ氏がレアル・マドリー新指揮官の有力候補に挙がっているようだ。スペイン『アス』が伝えた。

 1日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でシャフタールに0-2で敗れ、グループリーグ突破に黄信号が灯っているレアル。ラ・リーガでも直近の3試合で未勝利と、ジネディーヌ・ジダン監督の進退問題に発展している。

 指揮官自身はシャフタール戦後に「辞めるつもりはない」と辞任の可能性を否定したものの、これからの3試合(セビージャ戦、ボルシアMG戦、アトレティコ・マドリー戦)の結果次第でクラブが大きな決断を下すと考えられている。

 ジダン監督の去就に関する憶測が絶えない中、同メディアによると、レアルは2人を後任としてピックアップする模様。昨年11月までトッテナムで指揮を執り、過去にもレアルが招聘を狙うとみられていたポチェッティーノ氏と、クラブのレジェンドであり、現在カスティージャを率いるラウル・ゴンサレス氏だ。

 前者のアルゼンチン人指揮官は、レアルがラファエル・ベニテス政権時に後任として招聘を目指していたが、トッテナムのダニエル・レビ会長が拒否したことで実現しなかった過去がある。それでも、同氏自身はレアルへの思いを隠すことはなく、幸いにも現在どのクラブとも契約下にはない。ただし、現段階で両者の接触は確認されていないという。

 一方、レジェンドであるラウル氏に関しては、クラブがコーチングキャリアを始めたばかりの同氏を早急に昇格させるつもりはないようだ。それでも、元スペイン代表FWはクラブの内情を熟知し、将来的に指揮官を務められる存在としてレアル首脳陣から一目置かれている。

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