beacon

シティを皮肉ったポルトのニュースレターが話題に…「幸運に感謝すべき。金で品格は買えない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ポルトがファンに宛てたニュースレターの中でマンチェスター・シティへの批判を繰り広げた。ポルトガル『A Bola』が伝えた。

 1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループC第5節でポルトはホームでマンチェスター・Cと対戦。試合を通して主導権を握られたものの、マンチェスター・Cをゼロで抑えて勝ち点1を獲得したポルトはグループ2位でラウンド16進出を決めた。

 ヨーロッパ最高峰の舞台でベスト16入りを果たしたポルトガルの名門は、ニュースレターを通じてCLでの成果をファンに報告。しかし、その中で同クラブはマンチェスター・Cのフェルナンジーニョやベルナルド・シウバ、ジョゼップ・グアルディオラ監督を痛烈に非難する表現を用いた。

 ポルトはニュースレターの中で「世界で最も高額なスカッド相手に1ポイントを得たことで、FCポルトは目標の1つに到達した。コーチ(セルジオ・コンセイソン監督)はチームの組織力を称賛し、さらにペップ・グアルディオラに向けて“彼が率いるチーム、彼が手にする予算に勝てなかったことにイライラしている”とも発言した」と指揮官の敵将に向けてのコメントを紹介。

 さらに「マンチェスター・シティのコーチと選手は、再び判定により受けた幸運に感謝すべきだ。イングランドでのスキャンダル(1-3で敗れた一戦)の後、またしてもオタビオへのエデルソンの明らかなファウルによるペナルティが見逃された。さらに、フェルナンジーニョはレッドカードを受けるべきだった。35歳になるものの、彼はフットボールが金に依存し、品格や考えが金では買えないことを証明する明確な例えだった」と綴った。

 ポルトの非難はこれだけにとどまらず。名前こそ出さなかったものの「人種差別で罰せられたと広く知られる人物」と、暗に昨シーズンにバンジャマン・メンディに対するツイートで出場停止と罰金の処分を科されたシウバを皮肉る表現を用いつつ、宿敵ベンフィカが拠点を置く首都リスボンの放送局への不満をあらわにしていた。

 10月のエティハド・スタジアムで行われた直接対決の後、コンセイソン監督はグアルディオラ監督に対して「ペップからは学ぶことがたくさんあるね。彼は審判団に圧力をかけるし、タッチライン沿いで我々の選手に対しても話しかけ、何かを吹き込もうとしていた。ペップの態度や振る舞いは不愉快だ。しかもそれは彼だけではない。シティのアシスタントやチーム全体がそのような態度だった」と不満をあらわにしていた。

●チャンピオンズリーグ(CL)20-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP