beacon

バルサ会長代行「メッシを売却したほうが良かった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWリオネル・メッシの売却について、カルレス・タスケッツ会長代行が注目発言

 バルセロナのカルレス・タスケッツ会長代行はクラブの財政問題を緩和するため、夏にFWリオネル・メッシを放出するべきだったという考えを示した。『ESPN』が報じた。

 メッシは今夏、2001年から所属しているバルセロナの退団を画策していたが、最終的には残留を余儀なくされた。この退団騒動を受けて、ジョゼップ・マリア・バルトメウ氏が10月27日に会長を辞任し、期限付きでタスケッツ氏が会長代行に就任。1月24日には会長選が控えている。

 タスケッツ会長代行は夏にメッシを放出するべきだったかと聞かれ、スペインのラジオ番組『RAC1』で次のように答えた。

「財政的な観点からいえば、イエスだ。だがそれは、コーチングスタッフたちと絶対的な合意をすることが必要になる。経済的な観点だけなら、メッシを売却したほうが良かっただろう」

 タスケッツ会長代行は「ラ・リーガはサラリーキャップを要求している」とし、移籍金や年給も含めて、メッシを放出すれば節約の助けになったと付け加えている。

 一方、パリSGに所属する元バルサFWネイマール獲得の可能性にも言及。タスケッツ会長代行は「もし彼がフリーになったら、そのときは検討したい。もし違うのなら、新しい会長が巨額のお金を持ってこない限り、獲得資金はない。もし選手を売却することにコーチングスタッフが合意すれば、可能になるだろう」と、実現は厳しいとの見解を示した。

 ネイマールは2日、『ESPN』の取材に対して、来シーズンはメッシとともにプレーしたいと語っていた。

●ラ・リーガ2020-21特集

TOP