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内田篤人の追及に中村憲剛がぶっちゃける!オランダの名門PSVから獲得打診の過去

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今シーズン限りで現役を引退するMF中村憲剛

 今シーズン限りで現役を引退する川崎フロンターレMF中村憲剛が、かつてPSV(エールディビジ)からオファーがあったことを明かした。『内田篤人のFOOTBALL TIME #8』で口にしている。

 圧倒的なペースで勝利を重ね、4試合を残して明治安田生命J1リーグ優勝を決めた川崎F。勝ち点もすでに史上最多記録を更新しており、歴史的なシーズンとしている。

 そして、川崎Fにとって今シーズンをさらに特別にしているのは、クラブのバンディエラである中村が代表引退を表明したという点だ。2003年に当時J2だった川崎Fでプロキャリアをスタートさせた中村は、同クラブ一筋を貫き、ここ4年でJ1リーグを3度制すほどになるまでチームを牽引し続けた。

 そんな中村だが、海外クラブからの打診を受けたこともあったという。2010年夏頃に接触があったことを、「南アフリカ(ワールドカップ)が終わった時に、いくつか打診みたいなのは…」とほのめかし、MCの内田氏の追及を受けて以下のようにクラブ名をぶっちゃけた。

「PSVっていうチームからはこっちが良ければ本当にもっと前のめりになるよというのは、代理人を通して。俺、オランダの家庭教師雇ってたもん」

 これを聞いた内田氏が「PSVの中村憲剛見てえ」と率直な感想を述べると、中村は移籍を躊躇した理由についても言及した。

「けどその時もう30歳になる歳だったから…。今の海外の移籍事情を照らし合わせると30歳の日本人選手にそういう話ってなかなかないので、ありがたかったなと思いますけどね」

 とはいえ、「とりたかったんだったらオファーが来るはずなんだけど、打診っていうレベルだからそんなに大げさな話にしてほしくない(笑)」と実現性は判然としないものであったことも強調している。

 一方で「国内で移籍するつもりは微塵もなかった」とも語った中村。番組内でC級コーチライセンスの取得を進めている途中であることも明かしたが、来年以降も様々な形で川崎F、日本サッカーの発展に貢献していくことになりそうだ。

 なお、『内田篤人のFOOTBALL TIME #8』では、このほかにも2人のレジェンドが互いの暴露話を応酬。今だからこそできる話題が盛りだくさんとなっている。
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