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AZとドローのナポリ、ガットゥーゾは落胆「もう少し注意深いプレーをしていれば…」

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ナポリの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾ

 ナポリの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが3日のAZ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、試合を振り返った。

 ガットゥーゾ率いるグループ首位のナポリは3日、ヨーロッパリーグ(EL)グループF第5節でDF菅原由勢が所属するAZと敵地で対戦。6分、FWドリース・メルテンスのゴールにより先制に成功して前半を折り返したが、53分に同点に追いつかれた。59分にはMFティエムエ・バカヨコがPKを献上したが、GKダビド・オスピナがこれを阻止し、試合はこのまま1-1で引き分けに終わっている。

 今節での決勝トーナメント進出決定を逃したナポリ。指揮官ガットゥーゾは悔しさをにじませた。

「素晴らしいパフォーマンスとは言えなかった。チャンスを作ることができた一方で、相手に多くのスペースを与えてしまった。悪くない結果だったのかもしれない。先に試合を決めてしまうことができたはずだが、特に後半が上手くいかなかった」

「最近は途中出場の選手が大きく貢献してくれていたが、今日はその貢献があまりなかったと言える。それは仕方ない。ただもう少し注意深いプレーをしていれば、違う結果を持ち帰るはずができただけに残念だ。ポジティブな部分もあったが、90分間にわたり、攻守両面において上手くコントロールができなかった。何が機能しなかったのかを話し合う必要がある」

 負傷によりFWヴィクター・オシムヘンが不在の中、AZ戦へ臨んだナポリだが、ガットゥーゾは恩師のマッシミリアーノ・アッレグリの教えに従っていることを強調。「状況に適応していく必要がある。これはアッレグリから学んだんだ。彼には常に『我慢するように。11人でプレーできることが重要だ』と言われていたよ」と明かした。

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