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「ラッシュフォード&マルシャルはイブラヒモビッチから何を学んだ?」スコールズが辛口評価

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 マンチェスター・ユナイテッドOBポール・スコールズ氏は、現チームにはストライカーが不足していると語った。

 2019年夏にロメル・ルカクが退団して以降、マンチェスター・Uは1トップにアントニー・マルシャルか、マーカス・ラッシュフォードを主に起用している。しかしイギリスメディアや解説陣からは、両者ともにサイドの方が適性があるのではないかと指摘されている。

 そしてスコールズ氏も、同様の意見のようだ。『BT Sport』に対して「ユナイテッドに適切なNo.9がいないことは、何度も話してきた」とし、「この選手(エディンソン・カバーニ)はそうだが、1年か2年の間だけかもしれない。数年前のズラタン(イブラヒモビッチ)もそうだった。将来的にまた道を下っていくのだろうか?」と将来を危惧している。

 一方同じくOBのリオ・ファーディナンド氏は、「カバーニは彼自身が語るように、ギャップを埋める存在だと思う。2人(ラッシュフォードとマルシャル)はスポンジのように、彼から多くの要素を吸収する必要がある」と指摘。するとスコールズ氏は、両アタッカーが、2016~2018年に在籍した現ミランFWから学んでいないとやや厳しい評価を下した。

「私が言いたいのは、マーカスとマルシャル、そしてズラタンのこと。彼らはセンターFW、No.9として成長したか?」

「2人とも自分のことをNo.9と思っているが、私にとっては脅威を与えられるワイドアタッカーだ。ズラタンから何を学んだんだ? それができたとは思えない」

 そして「メイソン(グリーンウッド)がカバーニから何かを学んでくれることを期待する。彼は3人の中では最高のフィニッシャー。2人よりもチャンスがある」と、19歳FWへの期待を語った。

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