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ジダンは続投or解任? スペイン紙のユーザー投票は“10%差”で決着

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進退問題が浮上しているジネディーヌ・ジダン監督

 スペイン『アス』が4日、レアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督の去就に関するアンケートを行った結果、約55%が続投と回答したことを報じた。

 レアルはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ最終節を残し、現在3位と敗退の危機に瀕している。これまで欧州CLの3連覇を含む11個のタイトルをもたらしたジダン監督にとって、レアルのトップチームで迎える最も困難な局面の1つと言っていい。そうした中でもファンは、フランス人指揮官の解任が最善手とは考えていないようだ。

 同紙はレアルの監督人事についてアンケートを実施。「レアル・マドリーの解決策は何だと思いますか?」と題し、すでに報じられている3つの選択肢を挙げてユーザーに投票を募ったところ、ジダン監督の続投が54.70%、元トッテナム指揮官であるマウリシオ・ポチェッティーノ氏の招聘が32.85%、カスティージャ(Bチーム)を率いるラウル・ゴンサレス監督の昇格が12.45%だった。

 ポチェッティーノ氏とラウル氏の得票率を合わせると、約55%だった続投に対し、解任は実質的に約45%。同紙は「ファンはまだジダンを信頼している」とレポートし、「クラブでは、チャンピオンズリーグ敗退がジダン監督の解任の引き金になるというのが現在の見方だが、ファンの多くはそれに同意していないようだ」と言及した。

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