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[関東2部]最終目標は「2部から日本一」流通経済大の1部復帰が決定!拓殖大も11年ぶり1部昇格決める

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 6日に行われたJR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦2部の第20節で、流通経済大東洋大を6-1で下し、1年での1部リーグ復帰を決めた。また3位の東洋大が敗れたことで、関係者に新型コロナウイルス感染者が出た影響で試合のなかった2位の拓殖大も、11年ぶりとなる1部リーグ昇格を決めている。

 今年度の充実度を表すかのような試合になった。開始8分に裏を取ったFW齊藤聖七(2年=清水ユース)のループ弾で幸先よく先制すると、同15分には相手の連係ミスを見逃さなかったMF満田誠(3年=広島ユース)が浮き球でゴールネットに収める。同24分と40分にはMF加藤千尋(4年=流通経済大柏高/仙台内定)が連続ゴール。前半でほぼ勝利を決定づける。

 後半に入ると東洋大の意地に押し込まれる時間帯もあり、21分にMF野本幸太(4年=市立船橋高)のボレーで1点を返されたが、同27分に斉藤のドリブルからのシュートで再び突き放す。そして同41分には途中出場のFW伊藤隆人(4年=盛岡商高)がゴールネットを揺らし、派手なガッツポーズで1部復帰決定を盛り上げた。

 流経大にとって東洋大は、今季のリーグ戦で唯一黒星を付けられた相手。しかも無得点と完全に抑え込まれてしまった。ともに1部から降格してきたチーム同士だが、最後にしっかりと借りを返して決着をつけるあたりも、今年の充実度が伺える。

 そして中野雄二監督はあえて、「落ちて良かった」と振り返る。「一度悔しい思いをしたことで、学生が本気で今季に悔しさをぶつけることができた」からだという。「あのまま1部に残っても成果は出なかったかもしれない。チョウ(・キジェ)さんがコーチになってくれたことも、すごくタイムリーだった。すべてが上手くいったのが今シーズンだったなと思います」。

 この日のスタメンに並んだ4年生はDFアピアタウィア久(4年=東邦高/仙台内定)、DF伊藤敦樹(4年=浦和ユース/浦和内定)、MF加藤千尋(4年=流通経済大柏高/仙台内定)の3人だけだったことからも分かるように、3年生以下が主力を担っていることで、来年度の戦いがさらに楽しみになっている。さらにMF宮本優太(3年=流通経済大柏高/浦和内定)も怪我で欠場。この日以上のパワーアップが見込めることは明らかだ。

 最終目標は2部から日本一。シーズン当初から掲げてきた目標だが、年明けに開催される「#atarimaeni CUP」にはアミノバイタルカップを優勝したことで、出場権を獲得済み。中野監督も「関東でチャンピオンになれたわけですから日本一になってもおかしくない。今年は2部でしたが、本気で優勝を目指してやろうと思います」と改めて意気込む。勝つ喜びを思い出した今の流経大に怖いものはない。

(取材・文 児玉幸洋)
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