マンチェスター・ユナイテッドのフアン・マタは、注目が集まるリオネル・メッシの去就について語った。

　無冠に終わった昨シーズン終了後、バルセロナ退団に大きく近づいたと報じられたメッシ。正式な形で契約解除を申し出た同選手に対して、クラブはこれを拒否し、莫大な違約金の支払いを要求するなど泥沼化の様相を呈し、最終的に残留の意思を固めたことを9月に『Goal』の独占インタビューで明かした。

　しかし、バルセロナとバロンドールを6度受賞したスーパースターとの契約は2021年夏に満了を迎える。依然として契約延長には至っておらず、来年1月からは他クラブとの交渉が解禁される中、恩師のジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン(PSG)などが新天地の候補に挙がると報じられている。

　宿敵行きが報じられる世界最高の選手について、マンチェスター・Uのマタは『Laureus』で「僕には何もわからないけど、あそこ(マンチェスター・C)には行かないことを願っている。仮にマンチェスターに来ることになれば、別のクラブではなく、僕たちのクラブを選んでほしい」と冗談交じりに話すも、メッシの去就に関する報道をそれほど気にしていないと主張した。

「例えば、クリスティアーノ・ロナウドが将来的にマンチェスターに帰ってくるかもしれないといったものとか、移籍の噂はよくあることだ。フットボール界で僕が実感する1つのことは、自分でコントロールできるものだけについて考えるべきで、そうできないものは忘れるべきということだ」