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ガットゥーゾが持論「自分のキャリアは誇りだが今のナポリなら私はベンチ要員」

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ナポリの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが持論

 ナポリの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが6日のクロトーネ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて自身の見解を示した。

 ガットゥーゾ率いるナポリは6日、セリエA第10節で最下位のクロトーネと敵地で対戦。31分にFWロレンツォ・インシーニェの得点で先制すると、後半に退場者を出した相手から大量ゴールを奪い、4-0と勝利を収めた。これで合計20ポイントを獲得したナポリは、ローマと引き分けたサッスオーロを追い越して3位へ浮上。ナポリの闘将は試合を振り返りつつ、チームを称えた。

「耐える力を示したチームを褒めたい。スコアほどの差はなくクロトーネには苦しめられたが、相手の退場で助けられた。我々も準備はしっかりしていたが、3、4日ごとに試合をするのは簡単ではない。それでもこれまでの獲得ポイント数は少ないものではなく、重要な仕事をしてきた。さらに継続性を示していく必要がある」

 続いてガットゥーゾは自身のサッカー論について言及。持論を展開した。

「選手たちが私に似て欲しいとは思っていない。むしろ私の現役時代に似ている選手がいたら構想外にする。なぜなら私は、自分がかつてピッチで見せたプレーとは別のカルチョを目指しているからだ。私が今のナポリでプレーしていたとしたら、かなりの時間をベンチで過ごしただろうね。自分のキャリアは誇りに思っているが、イタリアのカルチョはここ4、5年で変わってきている」

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