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「今なら笑えるが、不快だった」武藤嘉紀がスペインでの“洗礼”を告白

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FW武藤嘉紀がスペインでの“洗礼”を明かした

 エイバルのFW武藤嘉紀がスペインで受けた“洗礼”を明かした。スペイン『マルカ』が『ディアリオ・バスコ』でのインタビュー内容を伝えている。

 今夏にニューカッスルからエイバルに期限付き移籍し、現在はスペイン・バスク州のビルバオに住んでいるという武藤。インタビューでエイバル加入後の生活について説明しつつ、数週間前に起こったという不運な出来事を告白している。

「僕の今の状況での生活は、トレーニングに行ったり、スペイン語教室に通ったり、家にいることが少なくなっています」

「いくつか驚いたことがありました。僕は電動スクーターを買ったのですが、2日後には盗まれていたんです。今でこそ笑えますが、不快な状況でしたね」

 慣れないスペイン生活の中で、MF乾貴士をはじめとするチームメイトの存在は大きなものとなっているようだ。

 武藤は「タカはいつもたくさん助けてくれて、僕にとって大切な支えになってくれていることが分かりました。チームメイトもたくさん協力してくれます。彼らはとても優しくて親切で、仕事が楽になりました」と周囲のサポートに感謝。「かなりの努力が必要ですが、仲間とスペイン語でコミュニケーションを取りたいので、そのために一生懸命勉強し続けなければなりません」とスペイン語の習得に意欲を示している。

 11月30日のラ・リーガ第11節ベティス戦(○2-0)では後半4分にCKの流れからネットを揺らし、リーガ、プレミアリーグ、ブンデスリーガで得点を挙げた最初の日本人選手となった。

 歴史に名を刻んだ武藤は「この3つのリーグは非常に競争の激しいリーグで、さまざまな瞬間を経験してきました。当然ながら3つのリーグで得点できたことを誇りに思います」と喜びを表し、「特にこのリーグでの得点を楽しみにしていました。スペインサッカーで何か重要なことができる可能性があることにワクワクしています」と言及。今後のゲームにも希望を膨らませた。

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