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直接対決に敗れたマンUがGL敗退…3点先行のライプツィヒ、逃げ切って決勝T進出

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グループリーグ敗退が決まったマンチェスター・ユナイテッド

[12.8 欧州CL第6節 ライプツィヒ3-2マンチェスター・U]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第6節が8日に各地で開催された。勝ち点9で3チームが並ぶ大混戦のグループHではマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)を3-2で下したライプツィヒ(ドイツ)が決勝トーナメント進出を決めた。敗れたマンチェスター・UはパリSG(フランス)との直接対決の結果、グループリーグ敗退となった。

 勝ち点9同士の直接対決は、第2節対戦時に5-0で勝利しているマンチェスター・Uが、引き分け以上でグループリーグ突破を決める優位な状況で試合を迎えた。しかし、試合開始早々の前半2分に先制したのはライプツィヒだった。

 右サイドからMFマルセル・サビッツァーが送ったパスを逆サイドからPA内に走り込んだDFアンヘリーノが左足で叩き込み、スコアを1-0とした。さらに同13分には左サイドからアンヘリーノが送ったクロスをファーサイドのMFアマドウ・ハイダラが右足ボレーで突き刺して、ライプツィヒがリードを2点差に広げる。

 攻撃の手を緩めないライプツィヒは前半30分、DFイブラヒマ・コナテのヘディングシュートのこぼれ球をDFビリ・オルバンが蹴り込むが、これはオフサイドの判定でノーゴールに。

 2-0とライプツィヒがリードしたまま後半を迎えると、マンチェスター・UはMFドニー・ファン・デ・ベークを投入。さらに同16分にはDFブランドン・ウィリアムスとMFポール・ポグバをピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。

 しかし、後半24分にネットを揺らしたのは、またもやライプツィヒだった。左サイドから送られたボールがゴール前まで流れてくると、FWジャスティン・クライファートが巧みに流し込んでスコアは3-0になった。

 リードを3点差に広げられたマンチェスター・Uは後半35分にMFブルーノ・フェルナンデスのPKで1点を返すと、同37分にはオウンゴールで1点差に詰め寄る。だが、反撃もここまで。逃げ切ったライプツィヒが3-2の勝利を収めて決勝トーナメント進出を決めた。

 なお、他会場で行われているパリSG対バシャクシェヒルは試合中に第4審判からバシャクシェヒルのアシスタントコーチに人種差別的発言があったとして、前半途中から中断している。

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