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ウニオンの大黒柱クルーゼが長期離脱…システム変更で遠藤渓太らサイドアタッカーの状況は?

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 ウニオン・ベルリンの元ドイツ代表FWマックス・クルーゼが来年2月までの長期離脱を強いられることに。その不在は日本代表MF遠藤渓太らサイドのプレーヤーたちの出場機会に影響を及ぼすかもしれない。

 夏にフリーで加入したばかりのクルーゼはすぐさまウニオンのキープレーヤーとして活躍。リーグ開幕からの10試合でセンターFW、セカンドストライカー、トップ下の各ポジションでプレーしてきた32歳のベテランアタッカーは6ゴール5アシストを記録し、チームの好スタートに大きく貢献。だが、4日に行われた第10節ヘルタ・ベルリン戦(1-3)の終盤に負傷交代を余儀なくされると、翌日には完治8週間の筋断裂を負ったことが判明した。

 そんなチームの大黒柱の離脱を受けた地元紙『ベルリーナ・クリーア』は、ウニオンのウルス・フィッシャー監督がシステム変更を決する可能性を指摘。クルーゼのポジションに代役を置くより、「昨季にいくつかの勝ち点の獲得につながった3-4-3の復活の方が濃厚」とした上で、前線のサイドアタッカーを務められる選手として遠藤のほか、マリウス・ビュルターやシェラルド・ベッカー、アカキ・ゴギアやマルクス・イングバルトセンの5人が挙げられている。

 クルーゼと同じく夏にウニオン入りした遠藤はここまでリーグ戦4試合に出場。先月7日に行われた第7節アルミニア・ビーレフェルト戦でスタメンデビューを果たすと、開始早々にデビュー弾を決めるも20分には筋肉系のケガで途中交代。クルーゼが負傷したヘルタ戦ではベンチ入りしたものの、出番は訪れなかった。

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