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フル出場南野拓実は終盤ゴールも認められず…リバプールはサラーの開始早々弾守り切れずにドロー

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FW南野拓実はフル出場

[12.9 欧州CL第6節 ミッティラン1-1リバプール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループD第6節が9日に行われた。FW南野拓実が所属するリバプール(イングランド)はミッティラン(デンマーク)と対戦し、1ー1でドロー。フル出場の南野は終了間際にゴールネットを揺らすが、味方のハンドで惜しくもノーゴールとなった。

 すでにグループリーグ首位突破を決めているリバプールは主力を温存。4-3-3の布陣で、南野はMFナビ・ケイタ、MFレイトン・クラークソンとともに中盤3枚の一角に配置される。前線はFWモハメド・サラー、FWディボック・オリギ、FWディオゴ・ジョタが起用された。

 リバプールは開始早々に先制。相手のバックパスの隙を突き、サラーがボールを奪取する。そのまま敵陣に入り込み、相手選手と競り合いながら、ゴールに流し込んだ。しかしその後はチャンスはあれど決め切れず。1-0で前半を折り返す。

 するとリバプールは後半16分には同点に追いつかれる。相手の突破に対して、飛び出したGKカオイムヒン・ケレハーがPA内でファウルし、PKを献上。そのまま決められ、1-1と試合は振り出しに戻ってしまう。

 勝ち越したいリバプールは後半26分にオリギに代えてFWロベルト・フィルミーノを投入。同42分にはジョタに代えてFWサディオ・マネを出場させる。

 すると後半45分、リバプールに最大のチャンス。右サイドからアーリークロスが入ると、マネが頭で落として南野が反応。冷静に流し込み、ゴールネットを揺らしてみせた。だが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、マネのハンドが認められてノーゴールに。南野のゴールは幻となった。

 試合はそのまま終了し、リバプールは1-1のドローで痛み分け。南野はフル出場も、結果を残すことはできなかった。グループリーグは6試合を終え、14日に決勝トーナメントの組み合わせ抽選が行われる。

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