beacon

前日に異例の中断…ネイマール&ムバッペ爆発のパリSGが再開した一戦を制して首位通過

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWネイマールがハットトリックの活躍

[12.9 欧州CL第6節 パリSG 5-1 バシャクシェヒル]

 パリSG(フランス)は9日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループH第6節延期分でバシャクシェヒル(トルコ)を5-1で下し、首位での決勝トーナメント進出を決めた。

 同試合は8日に開催されていたが、バシャクシェヒルのアシスタントコーチを務めるピエール・ウェボ氏が第4審判のセバスチャン・コルテスク氏から人種差別的発言を受けたとして両チームの選手たちがプレーを拒否し、ゲームが中断。その後、欧州サッカー連盟(UEFA)は新しい審判団に入れ替えた上で、翌9日に中断した時間から再開することを発表した。

 再開前には両チームの選手たちがセンターサークルで輪になって膝を着き、改めて人種差別反対の意思を世界に発信。試合は前日に中断した前半14分からリスタートした。

 すでにグループリーグ突破を決めていたパリSGは、前半からバシャクシェヒルを圧倒する。後半5分までにFWネイマールがハットトリックを達成すると、1点を返されて迎えた同17分にFWキリアン・ムバッペが2ゴール目を挙げて5-1。そのままタイムアップを迎え、3連勝を飾った。

 パリSGはライプツィヒ(ドイツ)と勝ち点12で並んだが、当該チーム間の戦績によって1位通過が確定。欧州CLの決勝トーナメント進出は9シーズン連続となっている。

●チャンピオンズリーグ(CL)20-21特集
●フランス・リーグアン2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP