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レアルが逆転突破!! ベンゼマが2発!! 史上初GL敗退危機もボルシアMG撃破で生き残る

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逆転でのグループリーグ突破を決めたレアル・マドリー

[12.9 欧州CL第6節 R・マドリー2-0ボルシアMG]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第6節が9日に各地で開催され、グループBではボルシアMG(ドイツ)と対戦したレアル・マドリー(スペイン)が2-0の完封勝利を収めて逆転での首位通過を決めた。

 第5節終了時点で3位のレアル(勝ち点7)は首位のボルシアMG(同8)に勝利すれば、自力での決勝トーナメント進出が決定。引き分けに終われば他会場の結果次第でグループリーグ突破の可能性を残すが、敗れれば史上初のグループリーグ敗退が決定する追い込まれた状況で最終戦を迎えた。

 自力で決勝トーナメント進出を決めるには勝つしかないレアルが、前半9分に試合を動かす。ボルシアMGのパスミスを拾ったMFカゼミーロが右サイドに展開すると、ボールを受けたDFルーカス・バスケスがクロスを供給。ファーサイドのFWカリム・ベンゼマがヘディングで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 前半25分にはボルシアMGがカウンターからゴールに迫る。MFフロリアン・ノイハウスの鮮やかなスルーパスから抜け出したFWアラサン・プリーがPA内まで持ち込むと、距離を詰めたGKティボー・クルトワをかわすチップキックで狙うも、シュートはゴール右に外れてしまった。

 すると、前半32分、右サイドからFWロドリゴ・ゴエスが送ったクロスにフリーで反応したベンゼマが再びヘッドで叩き込み、レアルのリードは2点差に広がった。同39分には右サイドを駆け上がったL・バスケスのクロスをMFルカ・モドリッチが右足ダイレクトで合わせたが、シュートはポストを叩いて3点目とはいかなかった。

 2-0とレアルがリードしたまま後半を迎えると、ボルシアMGは2枚替えを行って状況を打開しようと試みるが、試合の流れは大きく変わらず。3点目を狙うレアルは同18分にMFトニ・クロースがミドルレンジから、同24分には細かいパスワークから最後はロドリゴが右足で狙うも、ともにネットを揺らすには至らず。

 後半28分にはクロースのクロスからDFセルヒオ・ラモスが放ったヘディングシュートが横っ飛びしたジッペルに阻まれ、こぼれ球に反応したベンゼマのシュートはクロスバーに弾かれてしまった。

 その後も後半34分のL・バスケスのシュートが右ポストを叩くなどレアルに追加点こそ生まれなかったものの、ボルシアMGの反撃を許さずに逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。敗れたボルシアMGも他会場の結果により、2位でのグループリーグ突破が決まった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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