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出場校チーム紹介:前橋商高(群馬)

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“ゼブラ軍団”前橋商高は16年ぶりの全国出場

第99回全国高校サッカー選手権

前橋商高(群馬)

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▼全国大会日程
1回戦 1-2 神村学園高(鹿児島)
■出場回数
16年ぶり12回目
■過去の最高成績
4強(88、89年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ出場17回、全日本ユース(U-18)選手権準優勝1回(00年)
■監督
笠原恵太
■主将
MF石倉潤征(3年)
■今季成績
[リーグ戦](12月10日時点)
群馬県1部リーグ6位(3勝2分3敗)
[新人戦](県準優勝)
県決勝 1-1(PK0-3)高崎経済大附高

■予選成績
2回戦 2-2(PK3-2)健大高崎高
3回戦 7-1 安中総合高
準々決勝 2-0 伊勢崎工高
準決勝 1-1(PK4-3)桐生一高
決勝 2-1 共愛学園高
■都道府県予選準決勝布陣&決勝メモ
[4-4-2]
  永井陸空斗 仲宗根純

山口涼太        坂本治樹
   石倉潤征 大熊葉薫

上野大空        倉林圭吾
   庄田陽向  本間輝

      長谷川翔

[決勝メモ] 
 先制したのは初優勝を狙う共愛学園高だった。前半27分、敵陣でインターセプトしたMF松田翔平(2年)がGKの頭上を越すロングシュートを決める。さらにMF田島巧がポスト直撃のドリブルシュートを放つなど2点目を狙う共愛学園に対し、前橋商は丁寧なビルドアップから反撃してチャンスも作るが、なかなか追いつくことができない。だが前線に高さを加えて迎えた後半39分、DF本間輝(3年)の右クロスからMF三ツ木貴大(3年)が押し込んで同点。同アディショナルタイム4分には、10番MF坂本治樹(3年)が華麗なダブルタッチから左足シュートを突き刺し、試合をひっくり返す。そのまま2-1で試合終了。前橋商が劇的な逆転勝利で16年ぶりとなる全国行きを果たした。

■予選取材記者(編集部・竹内)チーム紹介
伝統のゼブラ軍団、16年ぶりの全国
 伝統のゼブラ軍団が、16年ぶりに全国の舞台へ帰ってきた。県内では長らく前橋育英高と桐生一高の“二強体制”が続いていたなか、ようやく実現した公立名門校の覇権奪還。かつて同じ白黒のユニフォームに身を包み、第68回大会で1年生ながら国立競技場のピッチに立った経験も持つ笠原恵太監督は「群馬の代表として責任を持って戦いたい」と熱く意気込みを語る。
 今季のチームは伝統の堅守を大事にしつつも、県予選で次々とビハインドの状況をひっくり返してきた迫力のある攻撃が自慢だ。エースFW坂本治樹(3年)の突破力を活かしたカウンターに加え、GK長谷川翔(3年)、DF庄田陽向(2年)といったテクニックのある選手を起点にビルドアップでもボールを前進させる多彩さを持つ。またMF三ツ木貴大(3年)らジョーカー陣も破壊力抜群。代々受け継がれてきた伝統と強豪ひしめく群馬を勝ち抜いたプライドを胸に、一つひとつの試合を粘り強く戦いながら頂点を目指す。
■予選取材記者(編集部・竹内達也)注目選手
献身性あふれる技巧派ドリブラー
FW坂本治樹(3年)
「県決勝では劇的な逆転勝利を仕上げる決勝点を沈めた背番号10。ゴールシーンで見せた華麗なダブルタッチに象徴されるテクニックと推進力が魅力だが、チーム戦術のハイプレスを献身的にこなす姿も光る」

1/48引き当てた頼れるキャプテン
MF石倉潤征(3年)
「狭いスペースを苦にせず、中盤でボールの預けどころとなれる主将。そんな強心臓の持ち主には強運も味方した。抽選会で1枚限りのクジを引き当て、選手宣誓の担当が決定。開幕戦ではもう一つの大勝負を控える」

ゼブラ愛する武骨なストライカー
FW仲宗根純(3年)
「最前線でガツガツと身体を張り、ヘディングを武器にゴールを狙うエースストライカー。1年時には負傷による長期離脱も経験したが、『中学校の時から白黒のユニフォームに憧れていた』という名門校を全国に導いた」

■過去の全国大会成績
【04年度 第83回(8強)】
1回戦 1-0 東海大仰星高(大阪)
2回戦 2-1 済美高(愛媛)
3回戦 3-1 仙台育英高(宮城)
準々決勝 0-1 星稜高(石川)
【02年度 第81回(3回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK5-4)日章学園高(宮崎)
3回戦 1-3 桐蔭学園高(神奈川)
【00年度 第79回(3回戦敗退)】
2回戦 0-0(PK5-4)久御山高(京都)
3回戦 1-2 遠野高(岩手)
【97年度 第76回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 多々良学園高(山口)
2回戦 4-1 鹿児島実高(鹿児島)
3回戦 0-1 岐阜工高(岐阜)
【95年度 第74回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 徳島市立高(徳島)
2回戦 1-4 静岡学園高(静岡)
【89年度 第68回(4強)】
2回戦 1-0 熊本農高(熊本)
3回戦 1-0 佐賀商高(佐賀)
準々決勝 2-2(PK6-5)桐蔭学園高(神奈川)
準決勝 1-4 南宇和高(愛媛)
【88年度 第67回(4強)】
2回戦 5-0 東海大五高(福岡)
3回戦 2-0 南宇和高(愛媛)
準々決勝 3-1 四日市中央工高(三重)
準決勝 1-2 清水市立商高(静岡)
【87年度 第66回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 奈良育英高(奈良)
2回戦 0-2 暁星高(東京B)
【85年度 第64回(2回戦敗退)】
1回戦 2-1 八幡浜工高(愛媛)
2回戦 0-2 東海大甲府高(山梨)
【84年度 第63回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 山口高(山口)
2回戦 1-1(PK7-6)刈谷高(愛知)
3回戦 1-2 帝京高(東京A)
【83年度 第62回(2回戦敗退)】
1回戦 4-0 中部工高(沖縄)
2回戦 1-4 日立工高(茨城)
■登録メンバーリスト
1 GK 長谷川翔(3年)
2 DF 松澤匠真(2年)
3 DF 本間輝(3年)
4 DF 庄田陽向(2年)
5 DF 倉林圭吾(3年)
6 DF 上野大空(3年)
7 MF 石倉潤征(3年)
8 MF 大熊葉薫(2年)
9 FW 仲宗根純(3年)
10 MF 坂本治樹(3年)
11 MF 山口涼太(3年)
12 DF 櫻井皓介(2年)
13 MF 清水葵生(2年)
14 FW 永井陸空斗(1年)
15 MF 木榑丈流(2年)
16 FW 今泉諒陽(2年)
17 DF 高橋大地(2年)
18 MF 樺澤嵩斗(3年)
19 DF 櫻井涼太(2年)
20 FW 三ツ木貴大(3年)
21 GK 水村悠夢(3年)
22 FW 高柳洸野(2年)
23 MF 小林拓海(3年)
24 MF 大塚翔太(3年)
25 DF 中澤卓己(2年)
26 DF 安原尚哉(1年)
27 DF 岩田耀生(3年)
28 FW 伊藤健(3年)
29 FW 堀井一志(3年)
30 GK 高橋洋斗(3年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2020

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