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ジダンから“見放されている”レアルの7選手

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レアルを率いるジネディーヌ・ジダン監督

 今季のレアル・マドリーはトップチームに24人の選手を登録している。しかし、ジネディーヌ・ジダン監督が戦力として見ているのは17人だけのようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が「ジダン、レアル・マドリーの選手を17人に減らす。フランス人監督にカウントされない選手は7人」と題して伝えている。

 同紙は「常に全ての選手に賭ける姿勢を見せてきた指揮官はそのことを忘れ、頼りにしていない選手がいることを最近の試合で示している」とレポート。ジダン監督は、直近のゲームとなる9日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループB第6節ボルシアMG戦(○2-0)で2人の交代しか行わず、5日のラ・リーガ第12節セビージャ戦(○1-0)では1人のみだった。

 記事でジダン監督が信頼を置く17人として挙げられたのはGKティボー・クルトワ、DFダニエル・カルバハル、DFラファエル・バラン、DFセルヒオ・ラモス、DFナチョ・フェルナンデス、DFフェルラン・メンディ、MFカゼミーロ、MFフェデリコ・バルベルデ、MFルカ・モドリッチ、MFトニ・クロース、MFマルティン・ウーデゴーア、MFマルコ・アセンシオ、FWルーカス・バスケス、FWロドリゴ・ゴエス、FWエデン・アザール、FWビニシウス・ジュニオール、FWカリム・ベンゼマ。同紙は「この17人の選手はジダンが自信を持っている選手であり、残りの選手がこのグループに入るためには、多くのことが変わらなければならない」と記している。

 そしてジダン監督の構想に入っていないとされる7人はGKアンドリー・ルニン、DFアルバロ・オドリオソラ、DFエデル・ミリトン、DFマルセロ、MFイスコ、FWルカ・ヨビッチ、FWマリアーノ。同紙は、コパ・デル・レイが始まれば出番が与えられる可能性もあると言及しつつ、「ルニンは1分もプレーしていない。マリアーノ、ヨビッチはプレーしているが、ジダンは彼らをカウントしておらず、ベンゼマの負傷時を除くと、今季はほとんどプレーしていない」と、厳しい状況に置かれていることを強調している。

 続けて「最も象徴的なのはマルセロとイスコだ」と実績のある2選手を挙げ、「今季、ジダンにチャンスを与えられた時に応えなかった2人の著名なベテランだ」と指摘。「すでにイスコは退団を希望していることを公にしており、ジダンは彼を困らせるつもりはない」と、移籍を望むイスコに関して指揮官が引き止めることはないだろうとの見解を示した。

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