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「本当に久し振り」のCBでプレーした浦和DF橋岡「無失点は収穫」

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浦和レッズDF橋岡大樹

[12.12 J1リーグ第32節 浦和 0-0 湘南 埼玉]

 ここ最近の景色とは違う。しかし、見慣れた景色だった。浦和レッズDF橋岡大樹は最終ラインの中央に入り、相手攻撃をはね返し続けた。

 プロ入り後は主に右ウイングバックや右SBで起用されてきた橋岡。だが、湘南戦では「本当に久しぶりというか、プロに入って1、2回しかやっていなかった」という、かつての本職である2CBの一角に入ってスタートした。

 立ち上がりこそ、相手ゴールに迫る時間帯があったものの、徐々に湘南に流れをつかまれていく。しかし、ここで踏ん張った。前半19分の危機では橋岡がシュートブロックでゴールを守る。その後も湘南にフィニッシュまで持ち込まれる場面を作られ、最終的には14本のシュートを放たれたが、最後まで得点は許さなかった。

 ゴールを奪えずにスコアレスドローに終わったこともあり、「勝ち切れなかったのは悔しさがある」と唇を噛みつつ、「昔からやっていたCBをできて、無失点に抑えられたのは収穫」と久し振りのCBとしてのプレーに手応えも得たようだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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