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最下位ウエスカが待望の昇格後初勝利!! 岡崎は2度のゴール無効で2戦連発弾ならず

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FW岡崎慎司は8試合ぶりにスタメン復帰

[12.12 ラ・リーガ第13節 ウエスカ1-0アラベス]

 ラ・リーガ第13節が12日に開催され、FW岡崎慎司の所属する20位ウエスカはホームで12位アラベスと対戦し、1-0で待望の今季初勝利を飾った。負傷明けから3試合連続で途中出場だった岡崎は、10月3日の第5節エルチェ戦(△0-0)以来、8試合ぶりにスタメン復帰。3トップの中央でプレーしたが、スペイン1部初ゴールを挙げた6日の第12節グラナダ戦(△3-3)に続く2戦連発とはならず、後半41分に交代した。

 開幕12試合未勝利(8分4敗)で今節を迎えた最下位ウエスカは、開始からボールを保持してゲームを進める。しかし、センターバックから中盤に付けるところでスムーズにいかず、サイドに大きく展開した攻撃も相手の守備を攻略するまでには至らない。

 攻めあぐねる中で前半42分、MFボルハ・ガルシアが敵陣でボールを奪い、PA手前左のMFハビエル・オンティベロスにパス。シュートを試みたオンティベロスは戻ったアラベスDFシャモ・ナバーロの守備に遭うが、そのこぼれ球がPA内中央に流れ、フリーの岡崎が左足で押し込む。しかし、オンティベロスの振った右足がナバーロを蹴る形となり、ファウルで得点は認められない。

 後半3分には岡崎がMFミケル・リコのスルーパスを受け、PA内右に進入。右足のグラウンダーのシュートでネットを揺らすが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でオフサイドと判定され、またしてもゴールは無効となった。

 それでもウエスカは後半21分に均衡を破る。オンティベロスが左サイドからドリブルでPA内に入り、マイナス方向に持ち出しながら右足でシュート。巻いたボールがゴール右隅に吸い込まれ、オンティベロスにとっては今季の加入後初得点となった。

 岡崎は1-0の後半41分に途中交代。ウエスカはそのまま逃げ切り、2年ぶりに昇格したスペイン1部の舞台で開幕13試合目にして今季初白星をつかんだ。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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