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攻撃陣不発のチェルシーが約3か月ぶり黒星で痛恨の2敗目…PK失点でエバートンに屈する

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攻撃陣不発のチェルシーが今季2敗目

[12.12 プレミアリーグ第12節 エバートン 1-0 チェルシー]

 プレミアリーグは12日に第12節を行った。エバートンチェルシーが対戦し、エバートンが1ー0で勝利。チェルシーは今季2敗目を喫した。

 トッテナムとリバプールの上位2クラブとの勝ち点2差を埋めたいチェルシーだが、前半22分に失点。飛び出したGKエドゥアール・メンディがFWカルバート・ルーウィンにぶつかってしまい、エバートンにPKを献上してしまう。MFギルフィ・シグルドソンにPKを決められ、0-1と先制を許した。

 試合はチェルシーが支配しつつ、エバートンのゴールに攻めたてる。しかし、ゴール前での精度を欠き、リードを許したまま前半を折り返した。

 追いつきたいチェルシーは後半開始早々からチャンス。DFチアゴ・シウバが最終ラインからロングフィードを敵陣に送ると、飛び出したGKジョーダン・ピックフォードにはじき返される。こぼれ球をMFエンゴロ・カンテが落とし、MFメイソン・マウントが無人のゴールにループシュートを放つも、わずかにゴール上に外れた。

 チェルシーはMFカイ・ハベルツを中心にパスから攻撃をつなぐが、最前線のFWオリビエ・ジルやFWティモ・ベルナーにボールがつながらない。勢いに乗れないでいると後半18分に大ピンチ。前半にPKを得たルーウィンに再びPA進入を許し、DFベン・チルウェルが倒してしまう。

 主審はPKの笛を鳴らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が直前のプレーでルーウィンのオフサイドを確認。PKの判定は覆り、チェルシーはピンチを逸した。

 チェルシーは後半23分、ハベルツに代えてFWタミー・エイブラハムを投入。それでも攻撃のリズムは掴めない。同36分にはPA手前でFKを獲得。マウントが精度の高い右足キックでゴールを狙ったが、ボールは惜しくもゴール右ポストを直撃した。

 試合はそのまま終了し、チェルシーは追いつくことができずに0-1で敗戦。9月2日の第2節・リバプール戦(●0-2)以来となる今季2敗目を喫し、首位2クラブとの勝ち点2差を埋めることができなかった。

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