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徳島のJ1昇格はまたもやお預け…千葉の“黄色い壁”攻略し切れずスコアレス

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徳島ヴォルティスのJ1昇格は翌節以降に持ち越しに

[12.13 J2リーグ第40節 徳島 0-0 千葉 鳴門大塚]

 J2リーグは13日、第40節を開催し、鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムでは徳島ヴォルティスジェフユナイテッド千葉が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半もスコアが動かずに0-0の引き分けに終わった。

 徳島は勝利すれば自力でのJ1昇格、他会場の結果次第でJ2優勝を決め、引き分けても長崎がドロー以下、たとえ敗れても長崎が敗戦なら昇格が決まる状況でこの一戦を迎えた。12月13日の第39節水戸戦(●0-1)から先発2人を入れ替え、FW佐藤晃大、MF鈴木徳真らを先発起用。一方の千葉は前節・甲府戦(○1-0)から先発1人を入れ替え、MF熊谷アンドリューらがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 前半14分に徳島がゴールに迫る。右サイドのMF岸本武流が送ったクロスをGK新井章太が処理し切れず、こぼれ球にMF西谷和希が走り込む。しかし、右足で狙ったシュートはすぐさま反応した新井章太に阻まれてしまう。同24分には千葉。MF堀米勇輝が蹴り出したCKをDF増嶋竜也がヘディングで合わせるが、ボールは枠上に外れてしまった。

 その後も徳島がボールを保持し、千葉が待ち構える構図が続く。前半アディショナルタイムには岸本のクロスをファーサイドの西谷が右足ボレーで狙うも、新井にストップされて0-0のまま前半終了のホイッスルが吹かれた。

 スコアレスのまま後半を迎えると、徳島はFW河田篤秀を投入。同11分には千葉ベンチが動き、MF為田大貴をピッチへと送り込む。後半も徳島が押し込む時間帯が続くものの、千葉の“黄色い壁”を崩し切れない。

 千葉ゴールをこじ開けようと攻め続ける徳島だったが、最後まで得点は生まれず。試合は0-0の引き分けに終わり、徳島のJ1昇格は翌節以降に持ち越しとなった。第38節北九州戦に4-1で勝利し、J1昇格に王手をかけた徳島だったが、第39節水戸戦に敗れ、今節は千葉に引き分けて足踏み。優位な状況は変わらないが、2位福岡との勝ち点差は「3」に縮まっている。

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