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天皇杯初出場・福山シティが5回戦へ! 唯一の大学勢・筑波大は2試合連続の延長逆転劇

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 天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会の4回戦が13日に行われた。5回戦は今月20日に開催される。

 福井ユナイテッドFC(福井/9年連続12回目)とラインメール青森(青森/2年ぶり3回目)の対戦は1-1のまま延長戦に突入。すると、福井が延長後半開始早々に均衡を破る。MF石塚功志がボールを奪い、PA手前から右足を一閃。福井が2-1で延長接戦を制した。

 ヴェルスパ大分(大分/4年連続10回目)とHonda FC(シード/第21回JFL優勝)の対戦は、Hondaが1-0で勝利。前半14分にFW富田湧也が相手守備陣の裏に抜け出し、スルーパスに反応する。PA左から左足シュートを放ち、ゴールに決め切った。

 福山シティFC(広島/初出場)とアルテリーヴォ和歌山(和歌山/12年連続12回目)の対戦は、初出場の福山シティFCが5回戦進出を決めた。前半33分にFW高山剛が、後半2分にはMF高橋大樹が得点。2-0とリードし、終了間際に失点を喫するも、そのまま2-1で逃げ切った。

 唯一の大学勢である筑波大(茨城/3年ぶり31回目)は高知ユナイテッドSC(高知/5年連続5回目)と対戦。スコアレスで前半を折り返すと、高知が後半5分にFW赤星魁麻の得点で先制する。しかし筑波大も後半5分にオウンゴールで同点に追いつき、1-1で振り出しに戻した。

 だが、再び均衡を破ったのは高知。後半25分にまたしても赤星が勝ち越しゴールを決める。しかし筑波大は後半アディショナルタイム、FW森海渡(2年)が執念のヘディングシュートを決め、終了間際に追いついてみせた。

 さらに筑波大は延長後半3分、途中出場のFW庄司夢ノ介(1年)が待望の逆転ゴール。試合はそのまま終了し、筑波大が3-2で5回戦進出決定。3回戦に続く延長戦での逆転劇となった。

結果は以下のとおり
【4回戦】
12月13日(日)
福井ユナイテッドFC 2-1(延長)ラインメール青森FC [福井テクノ]
ヴェルスパ大分 0-1 Honda FC [大分陸]
福山シティFC 2-1 アルテリーヴォ和歌山 [広島一球]
筑波大 3-2(延長)高知ユナイテッドSC [カシマ]

【5回戦】
12月20日(日)
福井ユナイテッドFC 13:00 福山シティFC
Honda FC 18:00 筑波大

●第100回天皇杯特設ページ

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