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メッシが救った! 降格圏レバンテに苦戦のバルサ、エースの一撃で辛くも勝利

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バルセロナが1-0で勝利

[12.13 ラ・リーガ第13節 バルセロナ1-0レバンテ]

 ラ・リーガ第13節が13日に行われ、暫定9位のバルセロナは本拠地カンプ・ノウで同18位のレバンテと対戦し、1-0で勝利した。後半31分にFWリオネル・メッシが決勝ゴールを記録。リーグ戦2試合ぶりの勝利を手にし、ホームでは3連勝となった。

 公式戦2連敗中のバルセロナは4-2-3-1でスタートし、前線は1トップにメッシ、2列目は右からFWアントワーヌ・グリーズマン、MFコウチーニョ、FWマーティン・ブレイスウェイトという並びで臨んだ。

 高いポゼッションで試合を進めるバルセロナは、サイドを起点にニアゾーンへボールを流し込んでチャンスを作るが、ゴールを奪えない時間が続く。

 前半12分、ボールを取りに行ったところを外され、守備の乱れを突いたレバンテFWホルヘ・デ・フルトスに決定機を許すも、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが冷静にストップ。同22分には敵陣中央でFKを獲得し、メッシからのボールにグリエーズマンが頭で合わせる。GKアイトール・フェルナンデスに止められ、DFクレマン・ラングレがこぼれ球を押し込むだけというシーンを迎えるが、左足のシュートはクロスバーを越えた。

 さらに前半38分にはクリアボールに反応したDFジョルディ・アルバ、同40分にはFKの二次攻撃からグリエーズマンが強烈なシュートでゴールを襲う。しかし、いずれもGKフェルナンデスのビッグセーブに遭い、スコアレスで前半を終えた。

 後半も圧倒的に攻め込むバルセロナ。後半26分、メッシがJ・アルバとのパス交換をきっかけにゴールエリア左脇で好機を迎える。だが、至近距離から左足で放ったシュートはGKフェルナンデスに弾かれた。

 ゴールが遠い展開の中、後半31分についにエースが試合を動かす。敵陣でのボール奪取からMFフレンキー・デ・ヨングがスルーパスを送り、受けたメッシがフリーでPA内左に進入。左足のシュートが右ポストに当たってネットを揺らし、今季リーガ5得点目を挙げた。

 前節は昇格組のカディス戦で82%のボール支配率を記録しながら1-2で敗北。今節も降格圏内に位置するレバンテを相手に嫌な雰囲気になりかけたが、辛くも1-0で勝利を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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