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【F1試合結果&順位】逆転勝利のすみだが8位に浮上!今節もゴールを決めた浦安・長坂拓海が得点ランクトップをキープ

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 12月11日、12日にFリーグ2020-2021 ディビジョン1の試合が各会場で5試合行われた。

※今シーズンから前半・後半の表記は前半=第1ピリオド、後半=第2ピリオドがFリーグで使用する正式表記となります。

「ブロック&コンテニュー」のお手本のようなプレー

 先週末の試合では、全23ゴールが生まれた。日本人W杯得点王・稲葉洸太郎氏の番組「アベマ Fリーグダイジェスト」( https://youtu.be/KVvuWyfvB1g )では、フウガドールすみだの北村弘樹らが決めたトップ5ゴールが選出された。

 5位に選出されたのはバサジィ大分、田村龍太郎のパワープレー返し。味方ゴレイロがシュートを弾いたこぼれ球を滑りながら左足で蹴り、無人のゴールネットを揺らした。稲葉氏も「冷静なゴールですがかなり難易度が高い」と解説。

 4位のゴールはまたも大分からの選出になった。場面は、ゴールまで約20m付近でのFKのシーン。キッカーに立っていたのは強烈なシュートが持ち味の小門勇太。誰もがキャノン砲のようなシュートを警戒していたが、選択されたのはゴール前へのパス。対戦相手のY.S.C.C.横浜の意表をつき、ゴール近くでフリーになっていた森洸がボールを流し込んで得点を決めた。大分はこの2つのゴールを含む4得点で横浜に勝利を収めた。

 続いて3位に選ばれたゴールは、ボアルース長野の田村佳翔が古巣・フウガドールすみだに決めた恩返し弾。左サイドのピヴォにボールが渡るや否や、中央のレーンにいた田村がパスを受け、ゴール前へと駆け上がる。相手ゴレイロと1対1になった田村は右に持ち出し、股を抜いて得点を決めた。

 第2位は立川・府中アスレティックFCの皆本晃がエスポラーダ北海道戦で決めたゴール。左サイドの“ミナモトゾーン”から逆足の左でニア上に突き刺した得点が選出された。皆本はこれで5試合連続得点を決め、立川・府中の勝利に貢献した。

 そして1位に選出されたのはすみだ・北村のFリーグ初得点。北村が右サイドを駆け上がると、ガリンシャからの浮き球パスを体を捻りながら右足のアウトサイドでループシュート。ボールの軌道は相手ゴレイロの肩口を抜いてゴールへと突き刺さった。すみだは長野に3位に選ばれた田村のゴールで先制されたものの、北村の2ゴールを含む3点を決めて逆転勝利。10位から8位へ浮上した。

 最後に、スーパープレー解説のコーナー「イナバ・ウワァー」ではバルドラール浦安の長坂拓海がコーナーキックから決めたヘディング弾が選ばれた。今シーズン、胸や太ももなどさまざまな部位でワンタッチゴールを決めている長坂だが、湘南ベルマーレ戦で決めたこのゴールには「『ブロック&コンテニュー』という戦術のお手本のようなプレー」と稲葉氏が解説。湘南の選手にファーの選手にシュートを打たれるのではと警戒させ、エリア内の長坂はマークに行こうとする相手選手をブロック。競り合った反動を利用してヘディングでゴールを決めた。しかし浦安はこの試合、湘南に逆転負けを喫し4試合ぶりの黒星となってしまった。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果
ボルクバレット北九州 1-3 ペスカドーラ町田
バサジィ大分 4-1 Y.S.C.C.横浜
エスポラーダ北海道 1-3 立川・府中アスレティックFC
ボアルース長野 2-3 フウガドールすみだ
バルドラール浦安 2-3 湘南ベルマーレ

■順位表

※SAL編集部作成

■次節試合日程
12月16日(水)
バサジィ大分 13:00 シュライカー大阪
12月19日(土)
湘南ベルマーレ 13:00 名古屋オーシャンズ
立川・府中アスレティックFC 15:00 シュライカー大阪
Y.S.C.C.横浜 17:00 ボアルース長野
12月20日(日)
バサジィ大分 12:00 バルドラール浦安
ペスカドーラ町田 14:00 エスポラーダ北海道
フウガドールすみだ 16:00 ボルクバレット北九州

※ABEMA 12月の放送予定はこちら

(記事提供:SAL)

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