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C・ロナウド&メッシとプレー経験のあるブラジル代表MFが両者を比較「彼の方が親しみやすい」「励ましてくれる」

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MFアルトゥール(中央)が2大スターについて言及

 今夏にバルセロナからユベントスに移籍したブラジル代表MFアルトゥールがFWクリスティアーノ・ロナウドとFWリオネル・メッシの違いについて語った。スペイン『カデナ・セール』が伝えている。

 2018年夏に母国のグレミオからバルセロナに渡ったアルトゥールは今年6月、MFミラレム・ピャニッチとの実質的なトレードでユベントスに加入した。今月8日にカンプ・ノウで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループG最終節バルセロナ戦(○3-0)では中盤でスタメン出場し、古巣を抑えての首位通過に貢献。この凱旋試合から数日後、ポッドキャストで話したC・ロナウドとメッシの比較が話題になっている。

「彼らは何よりもチャンピオンだ。その点において、メッシとロナウドは同一視されている。彼らはいつも最初から最後まで集中している。3ゴールを決めれば、すぐに4ゴール目のことを考え、決してスイッチを切らないんだ」

「メッシに比べてロナウドはおしゃべりで親しみやすい。チームメイトを助けなければならない時には決して一歩も引かず、常に猛烈な決断力を備えている。動物のようにトレーニングをして、休むことを知らず、頑張れと励ましてくれる」

 また、ブラジル代表MFはユベントスへの適応についても言及。「プレースタイルの違う異世界に没頭するのは簡単ではなかった。クリックしても一朝一夕には変えられない」と説明し、その中でアンドレア・ピルロ監督の助けがあったことを明かした。

「僕たちはよく話をしていて、彼はどのような動きをすればいいのか、どうやってボールを動かすのかを教えてくれるんだ。僕はロングボールを改善しなければならないが、それに向けて一緒に取り組んでいる。彼は僕をより完成度の高い選手にするため、改善するように促してくれるので感謝している」

 今季はセリエAで6試合、欧州CLで6試合に出場しているアルトゥール。「ここにいて良かったと思っている。僕らは戦術面にかなり気を配っているし、バルセロナを含めて他のところよりもトレーニングをしているし、それが気に入っている」と新天地での充実ぶりをうかがわせた。

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