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565日ぶり実戦復帰のチェフ、ミスから失点も「特別な感情を再び味わえることは最高」

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 チェルシーペトル・チェフが565日ぶりに実戦に復帰した。

 チェルシーやアーセナルなどでプレーし、多くのタイトルとともに当時の世界最高GKの1人としての名声を手にしたチェフ。そして、アーセナルの一員として臨んだ2019年のヨーロッパリーグ決勝を最後にその輝かしいキャリアに終止符を打った。

 その後、幼少期からの夢であったアイスホッケーの選手としてもプレーし、現在はテクニカル&パフォーマンスアドバイザーとしてチェルシーに残る同氏は、新型コロナウイルスのパンデミック下で行われる今シーズンを前に、第4GKとしてフランク・ランパード監督率いるチームに登録される。

 他のGKとともに日々の練習を積むチェフは、14日に行われたプレミアリーグ2のトッテナムU-23戦で実戦復帰。しかし、565日ぶりのピッチに立った同選手は開始早々にビルドアップのミスから与えたCKから先制点を許し、直後にも2点目を奪われる。しかし、チェルシーU-23は後半に巻き返し、3-2で勝利した。なお、この試合にはダニー・ドリンクウォーターも出場したが、後半に一発退場を命じられた。

 久々のプレーを終えたチェフは、自身の『Instagram』で「プロフットボール選手としての最後の試合と思っていたときから565日後、私はピッチに戻るチャンスを得た」と綴り、復帰戦を振り返った。

「最初の20分は本当に変な感じだった。私が現役時代に使っていた“マッチシステム”が失われていたが、試合が進むにつれて“マッチシステム”が再び現れた感じだった。このような特別な感情を再び味わえることは最高だ。試合をひっくり返したチームメイトはよくやった!リーグのトップに浮上するために勝利し、3ポイントを手にできたことは最高だ!」

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