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[天皇杯決勝]“勝ちパターン”!鹿島堅守で頂点へ

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[1.1 天皇杯決勝 広島0-2鹿島 国立]

 今大会4試合で10得点をマークしている広島を完封。鹿島は今大会、5試合1失点で頂点に立った。終盤5試合のうち4試合を完封して逆転優勝したリーグ戦に続き、堅守を披露してのタイトル獲得となった。
 この日は前半8分に先制した後、チーム全体がやや引いてしまったため守勢に回ることが多かった。だが、決定的なシュートは全く打たせなかった。DF岩政大樹(25)は「危ないとは思わなかったけど(混戦で)こぼれることがあるからそこまで気をつけていた。“勝ちパターン”ではないけど落ち着いて試合ができている。長い時間取れなくても落ち着いて守れる」と納得の表情。最後まで集中が切れることはなかった。
 同じく厳しい守りで優勝に貢献したDF大岩剛(35)は「Jリーグでいい形で勝った流れをみんながやってくれた。中盤でプレスにいってくれたので、後ろは楽だった」とチーム全体が意識して守った勝利を喜んでいた。

(取材・文 吉田太郎)

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