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ビジャレアル久保建英のジレンマにスペイン『AS』が注目「見えないところで抗っている」

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 ビジャレアルで奮闘を続けている日本代表MF久保建英についてスペイン『AS』が特集記事を組んだ。

 記事では「久保は見えないところで抗っている。先日のベティス戦でスタメン出場を果たし、ピッチ上でいろんなことを試みた。だが輝くことはできなかった」として次のように伝えた。

「久保建英はレアル・マドリーからビジャレアルに貸し出され、足場を固めようとしている。この日本人はレンタル元、レンタル先の両方が期待した通りの結果を残せていない状況にある。ベティス戦ではほぼ60分出場したが、ヒールでの好機演出など以外に目立った活躍を見せることができなかった」

「久保はこれまでサブマリン(ビジャレアルの愛称)で公式戦18試合に出場し、1ゴール3アシスト(UEFAヨーロッパリーグ)をマークしてきた。指揮官ウナイ・エメリは徐々に久保をピッチに送り出す時間を増やしつつある」

「久保はラ・リーガにおいて、ここまで2試合でスタメン出場を果たした。それはカディス戦(0-0)、ベティス戦(1-1)と、どちらもアウェー戦だった」

 そして記事では「エメリ監督は久保に対し、過剰な期待が寄せられている状況に懸念を示している。エルチェ戦の直前にも『もてはやされている選手に対し、陶酔しないように気遣っている。一方で落ち込んでいるとしたら、そんな彼らに寄り添い、助けていきたいと思う』とフォローしていた」と紹介。久保とエメリ監督の関係についてスポットを当てつつ、ビジャレアルでなかなかフル出場できない現状にフォーカスした。

 今季リーグ戦では13試合に出場するも、累計出場時間は290分ほどと途中出場がメインとなっている久保。スペイン『AS』も日本人MFについて、注目される一方でなかなか出場機会が与えられず、結果を残せていないジレンマを強調している。

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