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川崎F中村憲剛フル出場&アシストでホーム最終節飾る! 三笘が新人最多タイの13得点目

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[12.16 J1第33節 川崎F3-1浦和 等々力]

 今季J1王者の川崎フロンターレは16日、J1第33節で浦和レッズと対戦し、3-1で勝利した。川崎Fは今季限りで現役を引退するMF中村憲剛がアシストを記録し、FW三笘薫は新人最多記録に並ぶ今季13得点目をマーク。さらに年間85得点に到達して史上最多得点数を更新し、ホーム最終節を飾った。

 川崎Fは前節の鳥栖戦(△1-1)から2人を変更し、DF登里享平、MF中村憲剛が先発入り。対する浦和は湘南戦(△0-0)から5人を入れ替え、MF武田英寿がプロ初先発、MF阿部勇樹は今季初先発となり、MF柴戸海は13試合ぶりにスタメンに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤から川崎Fがボールを保持したが、試合を動かしたのは浦和だった。前半10分、ペナルティエリア内に抜け出したDF岩武克弥がGKチョン・ソンリョンに倒され、PKのチャンスを獲得。キッカーのFW興梠慎三がGKの逆を突いて右足で沈めた。

興梠はJ1史上初となる9年連続の二桁得点を達成。さらにJ1通算157得点は通算得点数3位タイとなり、FW中山雅史に並ぶ記録となった。

 川崎Fは反撃に出ると、18分にはMF三笘薫が決定的なシュートを打ったが、ゴールカバーに入った阿部が頭でクリア。31分には左CKのチャンスに中村が絶妙なクロスを入れ、DFジェジエウがヘッドで叩いたが、惜しくもゴールポストを叩いた。さらに川崎Fが攻め込んだが、三笘のドリブル突破をDF橋岡大樹が止めれば、ゴール間際でDF岩武克弥やDF岩波拓也が跳ね返し、立て続けに難を凌いだ。

 0-1で前半を折り返すと、川崎Fが怒涛の反撃に出る。後半8分にMF守田英正が右足ミドルでネットを揺らすと、後半14分には脇坂のスルーパスに抜け出したDF山根視来がふわりと浮かせたクロスを供給。ファーサイドに入った三笘がヘッドで押し込み、逆転に成功した。

 三笘は今季13得点目でFW武藤嘉紀、FW渡邉千真が持つJ1ルーキーの最多記録に並んだ。さらに2分後の後半16分、MF中村憲剛がPA右から絶妙なクロスを供給すると、FW小林悠が倒れ込みながら右足で押し込み、一気に2点差に突き放した。中村憲剛はフル出場。そのまま3-1で勝利し、ホーム最終節を白星で飾った。

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