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電光石火の24秒弾!! パトリックがダメ押しでG大阪の2位が確定…カズは最年長出場記録更新

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ガンバ大阪の2位以内が決まった

[12.16 J1リーグ第33節 横浜FC 0-2 G大阪 三ツ沢]

 J1リーグは16日、第33節を開催し、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜FCガンバ大阪が対戦。前半1分にMF倉田秋の得点でG大阪が先制すると、後半36分にFWパトリックが追加点を奪い、2-0の完封勝利を収めた。勝ち点3を上積みしたG大阪は、他会場の結果により2位を確定させた。

 ここ5戦未勝利(3分2敗)の横浜FCは12月12日の前節・名古屋戦(△0-0)から先発7人を入れ替え、ベンチにはFW三浦知良らが入った。一方、勝利すればACL出場権を獲得(2位以内は本戦から、3位はプレーオフから出場)するG大阪は前節・湘南戦(○2-1)から先発1人を入れ替え、MF奥野耕平らがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 試合開始早々、わずか24秒で試合を動かしたのはアウェーのG大阪だった。倉田のパスからPA内左に走り込んだMF矢島慎也のシュートはGK六反勇治に阻まれるも、こぼれ球をFWパトリックが頭で落とし、反応した倉田が蹴り込んでスコアを1-0とした。さらに同10分にはパトリックの浮き球のパスからPA内に侵入したFW渡邉千真のシュートがゴールを襲うも、これは六反に阻まれてしまった。

 1点のビハインドを背負った横浜FCは前半45分、左サイドでボールを受けたFW斉藤光毅が中央に切れ込みながら右足で狙う。鮮やかな軌道を描いたシュートはゴールマウスに向かうが、GK東口順昭に指先で触れられてネットを揺らすに至らなかった。

 1-0とG大阪がリードしたまま後半を迎えると、横浜FCが攻勢を強め、ゴールに迫る場面を作り出すが、粘り強く対応するG大阪守備を攻略し切れない。同22分には横浜FCベンチが動き、FW瀬沼優司とMF松浦拓弥を投入。さらに同27分にはMF手塚康平をピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。

 しかし、再びスコアを動かしたのはG大阪。後半36分、高い位置でのボール奪取を成功させ、右から左へつなぐと、PA内に侵入した倉田が右足で狙う。シュートは六反にストップされ、こぼれ球を拾った渡邉のシュートも六反に阻まれたが、最後はパトリックが押し込んでリードを2点差に広げた。

 リードを2点差に広げられた横浜FCは後半37分に三浦知良を投入。自身の持つ最年長出場記録を53歳9か月20日に更新した。

 その後、スコアは動かずにG大阪が2-0の勝利を収めて2位を確定させ、天皇杯出場権と来季のACL出場権を獲得した。

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