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[天皇杯決勝]鹿島 オリヴェイラ監督「守備をしながら攻撃の準備をしていた」

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[1.1 天皇杯決勝 広島0-2鹿島 国立]

 鹿島が2-0で広島に快勝して7大会ぶり3度目の優勝を果たし、07年J1との2冠に輝いた。

 前半8分にDF内田篤人(19)の今季公式戦初めてとなるゴールで早々と先制。その後は広島の反撃をしっかりはね返し、後半終了間際には途中出場のFW柳沢敦(30)のアシストを受けて、MFダニーロ(28)が追加点を挙げて突き放した。

 鹿島のオリヴェイラ監督は「まず守備が安定しないと攻撃をするのは難しい。我々は常にボールを奪った後の狙いを持って、守備をしながら攻撃の準備をしていた。守備の土台を築くことは一日でできるものではない」とシーズンを通して固めてきた守備を勝因に挙げた。

 また、移籍話が浮上している柳沢については「クラブ内ではみんなから好かれている選手だし、サポーターだけでなく、関係者もみんな彼が好きだし、彼が与える影響はかなり強い。個人的にも好きな選手」と話し、「気持ちとしては残って欲しいと思っている。後で彼の決断を聞きたいと思う」とチームへの残留を希望した。

(取材・文 武澤伸昭)

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