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サラーで先制!! ソンで追い付く!! そして…フィルミーノ決勝弾のリバプール、プレミア“頂上決戦”制して首位浮上

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首位攻防戦を制したリバプールが首位浮上

[12.16 プレミアリーグ第13節 リバプール 2-1 トッテナム]

 プレミアリーグは16日、第13節を行い、FW南野拓実が所属する2位リバプールが首位トッテナムをホームに迎えた。前半26分にFWモハメド・サラー、同33分にFWソン・フンミンが決めて1-1で迎えた後半45分にFWロベルト・フィルミーノが決勝点を奪い、リバプールが2-1の勝利を収めた。ベンチスタートとなった南野の出場はなかった。

 ともに7勝4分1敗の勝ち点25同士による首位攻防戦(得失点差はトッテナムが+14、リバプールが+9)は、立ち上がりからリバプールがボールを保持して試合を進める。

 前半10分にはDFアンドリュー・ロバートソンが蹴り出したFKからFWロベルト・フィルミーノがヘディングで叩き付け、同21分にはロバートソンのラストパスをFWモハメド・サラーが左足で合わせるが、ともにGKウーゴ・ロリスにストップされてしまった。

 しかし、前半26分にリバプールが先制に成功。フィルミーノとのパス交換でPA内に侵入したMFカーティス・ジョーンズのドリブルは阻まれたものの、こぼれ球にサラーが反応。左足から放ったシュートは相手選手に当たって緩やかな放物線を描くと、そのままゴールマウスに吸い込まれてスコアを1-0とした。

 攻撃の形をなかなか作れないトッテナムだったが、前半33分にファーストシュートで同点に追い付く。ドリブルでボールを運んだMFジオバニ・ロ・チェルソのスルーパスから完全に抜け出したFWソン・フンミンがPA内まで持ち込み、右足のシュートでネットを揺らした。

 1-1のまま後半を迎えると、同5分、GKアリソン・ベッカーがPA外から送ったパスをケインがカットすると、左サイドに流れてループシュート。ボールは無人のゴールへと向かうが、何とか戻ったアリソンが右手で弾き出されてしまう。同12分にはサラーがPA外から放った左足シュートがゴールを襲うが、ロリスにストップされた。

 後半18分にはトッテナム。ソンがすらしたボールから抜け出したMFスティーヴン・ベルフワインのシュートは右ポストを叩く。同28分にはジョーンズのパスから巧みにPA内で前を向いたFWサディオ・マネのシュートがクロスバーに弾かれるなど、ともにゴールを脅かす場面を生み出しながらも勝ち越し点を奪えない。

 しかし、後半45分に劇的な決勝ゴールが生まれる。ロバートソンが蹴り出したCKをフィルミーノがヘディングで叩き込み、リバプールが2-1の勝利を収めて首位に浮上した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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