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古巣沈める決勝ヘッド!攻守に輝いたFC東京DFジョアン・オマリ「1月4日に向けて」

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決勝ゴールを挙げたDFジョアン・オマリ

[12.19 J1第34節 FC東京1-0神戸 味スタ]

 FC東京はホーム連勝でフィニッシュし、来年1月4日のルヴァン杯決勝に弾みをつけた。攻守に存在感を放ったDFジョアン・オマリが最終節で値千金の決勝ゴール。巧みなカバーリングやスライディングで決定機を阻止し、タフな守備でウノゼロ勝利に導いた。

「自分のゴールは素直に嬉しい。ただ大事なのはチームが勝ち切ることだったし、ホーム最終戦という舞台で勝ち点3を取ることがチームとしての目標だったので、貢献できたことがすごく嬉しい。1月4日に大事な試合を控えているので、そこに向けていい雰囲気を作れて良かった」

 センターバックのオマリが両チーム最多のシュート4本を放った。前半28分のヘディングシュートは惜しくもクロスバーを叩くと、落下したボールがゴールラインを割ったか際どい場面だったが、先制点とはならず。「あのシーンは入ったと思って感情的になってしまった部分はあるが、大事なのはもう一度チャンスが来た時に決め切ることだった」。

 0-0で迎えた後半40分。FKのチャンスにMF三田啓貴が低いボールを供給すると、FW永井謙佑がフリック。オマリが3度目のチャンスを仕留め、技ありヘッドで沈めた。移籍後初ゴールはFC東京の2020シーズンを締めくくる一撃となり、昨季在籍した古巣を撃破した。

「神戸の街は素晴らしかったが、キャリアとしてはなかなか出場時間を得られなかった。今は東京の選手として、東京の勝利のためにプレーする。どこのチームが相手でも全力を尽くす」。そう力を込めたオマリは「チームとしてACLで厳しい戦いを経験したことが、(帰国後)2試合のパフォーマンスにつながっていると思う」と手応えをにじませ、年明けの決戦を見据えた。

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