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横浜FCが13年ぶりダービー勝利!! ACL帰りの横浜FMを3発圧倒、終盤にはカズも登場

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2点目を決めたDF田代真一

[12.19 J1第34節 横浜FC3-1横浜FM ニッパツ]

 J1リーグは19日、第34節を一斉開催し、横浜FC横浜F・マリノスを3-1で破った。終盤にはFW三浦知良が起用され、J1最年長出場記録を53歳9か月23日に更新した。

 今季の最終戦はニッパツ三ツ沢球技場での横浜ダービー。ホームの横浜FCは中2日で迎える一戦へ、13年ぶりの勝利をかけて臨んだ。一方、横浜FMはAFCチャンピオングリーグ出場の影響で約1か月ぶりのリーグ戦。GK梶川裕嗣が2か月ぶりに負傷から復帰した他、外国籍選手が一足先にシーズンを終えて帰国したため、日本人選手11人で先発を固めた。

 試合は横浜FCが先手を取った。前半9分、DF田代真一の縦パスを受けたMF松浦拓弥が右サイドの背後にスルーパスを送ると、ここに抜け出したのはベルギー移籍がすでに発表されているFW斉藤光毅。グラウンダーで鋭いクロスを送り、ファーサイドから走り込んできたDF志知孝明が豪快な左足ダイレクトシュートで決めた。

 横浜FCはさらにその後、FW一美和成やMF手塚康平の惜しいシュートでチャンスを連発すると、前半16分に追加点。右からのCKを手塚が蹴り込み、ゴール前の混戦を導くと、最後は田代が振り向きざまのシュートを沈めた。

 1点を追う横浜FMも前半22分、MF扇原貴宏とMF喜田拓也がつないだボールを中央に絞っていたFW高野遼が受けると、左サイドにスルーパス。これに反応したFW前田大然がダイレクトで折り返すと、FWオナイウ阿道がポストに弾かれながらも決め切って、前半のうちに1点を返した。

 横浜FMは後半12分、MF天野純の決定的シュートがGK六反勇治に阻まれ、こぼれ球に前田が詰めたがヘディングシュートはクロスバーに直撃。18分にはDF松原健のミドルシュートが右ポストに直撃し、こぼれ球にオナイウが反応したが、再び六反のビッグセーブに遭い、同点ゴールとはならなかった。

 すると後半18分、横浜FCは左からのコーナーキックを手塚がゴール前に放り込むと、ハイジャンプを見せたFW瀬沼優司がヘディングシュートを決めてダメ押し。後半45分には、J1最年長出場記録を53歳9か月23日に更新したカズも投入し、横浜FCが13年ぶりのJ1昇格初年度をダービーでの白星で終えた。

 横浜FCは15位、横浜FMは9位でシーズンを終えた。

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