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「自分の特徴を理解してくれた」川崎Fのレアンドロ・ダミアンが今季13ゴール目

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レアンドロ・ダミアンのJリーグ2年目は34試合13得点を記録した

[12.19 J1第34節 柏2-3川崎F 三協F柏]

 敵地でのリーグ最終戦。柏レイソルに前半のうちに1点を先行され、後半立ち上がり1分の“奇襲”で追加点を献上した川崎フロンターレだったが、後半頭から投入されたMF家長昭博、MF三笘薫が一気に流れを引き寄せた。

 2失点目からわずか2分後に、MF田中碧のCKから家長が1点を返すと、迎えた後半10分、柏のGKキム・スンギュにFWレアンドロ・ダミアンと三苫がプレッシャーをかけると、キム・スンギュのキックミスを誘う。マイボールにした三苫がレアンドロに横パスを送ると、無人のゴールに流し入れた。

「チーム全体で辛抱強く戦うなかで相手GKのミスが起きた。ゴールが空いていたので押し込むだけでした」。ブラジル人ストライカーの今季13点目で追いついた川崎Fは、36分に再び家長が決めて3-2。勝ち点83、26勝、88得点と最多記録を更新した。

 加入1年目の昨シーズンは23試合9得点だったレアンドロは、今シーズンの全34試合に出場(先発は22試合)、チーム2位タイとなる13ゴールを挙げた。「チームメイトが自分の特徴を理解してくれて、自分をうまく使ってくれたのでゴールすることができました」とチームメイトへの感謝を語った。

「チームとして強い思いがある」とレアンドロが見据えるのは、天皇杯だ。直近4年でリーグ3回、ルヴァン杯1回の優勝を誇る川崎Fだが、天皇杯での最高成績は4年前の準優勝となっている。「天皇杯のタイトルをみんなでとって、クラブの歴史を塗り替えていきたい」。川崎Fの次戦は27日、ホームの等々力陸上競技場での天皇杯準決勝だ。

(取材・文 奥山典幸)
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