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先発起用に結果で応えた南野、待望のプレミア初ゴール!! “3トップ”そろい踏みのリバプールが7発快勝

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プレミア初ゴールを記録したリバプールFW南野拓実

[12.19 プレミアリーグ第14節 クリスタル・パレス 0-7 リバプール]

 プレミアリーグは19日、第14節を行い、FW南野拓実が所属するリバプールクリスタル・パレスのホームに乗り込んだ。前半3分に南野の得点で先制したリバプールは前半だけで3点のリードを奪うと、後半も4点を加点して7-0で快勝した。

 第10節ブライトン戦以来、今季2度目の先発出場を果たした南野は最前線に入り、FWロベルト・フィルミーノ、FWサディオ・マネとともに3トップを形成。左ウイングの位置に入ると、前半3分に先制ゴールを奪取する。

 右サイドからDFトレント・アレクサンダー・アーノルドがゴール前に送ったボールをマネが収めて中央に送ると、南野が巧みなタッチで寄せてきた相手をかわし、右足のシュートを叩き込んでスコアを1-0とした。

 昨季途中にリバプールに加入した南野はプレミア10試合に出場しながらもノーゴール。今季は8月29日のコミュニティーシールド・アーセナル戦で移籍後初ゴールを記録し、9月24日のカラバオ杯3回戦リンカーン戦で2ゴールを記録していたが、プレミアでは7試合無得点だった。プレミア通算18試合目の出場にして、待望の初ゴールとなった。

 前半35分にはこぼれ球に反応したFWロベルト・フィルミーノが縦パスを送ると、PA内でボールを受けたマネが鮮やかなターンで前を向き、右足のシュートを突き刺してリバプールがリードを2点差に広げる。さらに同44分にはカウンターを発動。左サイドを駆け上がったDFアンドリュー・ロバートソンのラストパスに走り込んだフィルミーノが、柔らかなトラップから右足アウトサイドで流し込んで前半だけでスコアは3-0となった。

 3-0のまま後半を迎えると後半7分にリバプールが追加点を記録する。南野の落としをMFナビ・ケイタが右サイドに展開。アレクサンダー・アーノルドのマイナスのパスに走り込んだMFジョーダン・ヘンダーソンがPA外から放った右足のシュートでゴールを陥れ、4点目を奪った。

 後半14分には南野に2点目のチャンスが訪れる。ケイタの縦パスを受けてPA内に侵入したものの、右足から放ったシュートはゴール右に外れた。

 その後も攻撃の手を緩めないリバプールは後半23分、右サイドから切れ込んだFWモハメド・サラーのパスを受けたフィルミーノがファーストタッチで対面する相手を外すと、距離を詰めたGKビセンテ・ガイタをあざ笑うかのようなチップキックでネットを揺らして5点目。

 後半36分にはアレクサンダー・アーノルドが蹴り出したCKをDFジョエル・マティプがヘディングで合わせたボールを、ゴール前のサラーがヘッドでコースを変えてゴールを奪取。さらに同39分には、左サイドから中央に持ち出したサラーが鮮やかな軌道を描く左足シュートでゴールを陥れ、7-0で大勝した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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