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逆転勝利へと導いた千葉MF高橋壱晟「悔しいけど、最後に勝てたのは良かった」

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[12.20 J2リーグ第42節 千葉 2-1 北九州 フクアリ]

 今季最終節となるホーム最終戦。そして、現役引退を発表しているFW佐藤寿人、DF増嶋竜也、DF田坂祐介のラストマッチ。「勝って送り出そうとしていた」というジェフユナイテッド千葉MF高橋壱晟が勝利へと導くゴールを叩き込んだ。

 1-1で迎えた後半8分だった。MF堀米勇輝のパスをPA内で受けたFW船山貴之のシュートが右ポストを叩くと、高橋の足下へボールが転がってくる。「ボールがこぼれてきたとき、考える時間はなかった。振るだけだった」と左足を振り抜き、鋭いシュートをゴールネットに突き刺した。

 このゴールで逆転に成功。「1-1だったので、1点取ってしっかり守れれば勝てる自信が僕たちにはあった」と語ったように、その後は北九州の反撃を許さずに逃げ切って2-1の勝利を収めた。

「今シーズンで引退する選手がいる中で、最後フクアリで勝って送り出そうとやっていたので、その結果になって良かった」。最終戦で白星を収めたチームは14位でフィニッシュ。「悔しい結果に終わった」と唇を噛みつつも、「悔しいけど、最後に勝てたのは良かった」とこの日の勝利を来季へとつなげていきたい。

(取材・文 折戸岳彦)
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