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マルセイユ指揮官ビラス・ボアス「間違いが多すぎる」スタッド・ランスとドローに落胆

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落胆するアンドレ・ビラス・ボアス監督

 リーグアン第16節スタッド・ランスとのホーム戦で引き分けたマルセイユ。試合後、指揮官アンドレ・ビラス・ボアスが1-1ドロー決着を振り返った。

 現地時間19日のマルセイユvsスタッド・ランスは前半21分、相手のクロスに対応した長友佑都の足に当たり、ボールはマルセイユゴールへと吸い込まれ、スタッド・ランスが先制。公式記録で長友のオウンゴールとなった。

 追うマルセイユは前半終了間際にフロリアン・トバンが同点弾を叩き込むもその後はスコアが動かず、1-1で勝ち点1を分け合う結果となった。これでマルセイユは前節レンヌ戦黒星のあと、今節は引き分けと2試合で勝ち点1のみにとどまるブレーキがかけられている。

 優勝争いでは暫定首位リヨン(勝ち点33)2位リール(32)、3位パリSG(31)に続く4位(勝ち点28)ながら、トップ争いに不安を残すドロー決着となった。

 試合後の会見で指揮官ビラス・ボアスは「ある程度主導権を握ることができていても、横に向かうか後ろへボールを回すことばかりだ」と語った。

「課題がたくさんあるね。リスクを冒すようなプレーはないし、ラストパスも十分な精度がない。間違いがあまりにも多すぎるよ」

「それでもこの試合はある程度スタッド・ランスがうまくやったと思う。マルセイユは後半に巻き返そうと攻勢をかけたが、結果的に有効だったのは(サイフ・エディン)ハウイが生んだ好機ぐらいに思える」

 マルセイユ指揮官は「私はとても失望している。やはり多くの決定機を逃したことは痛手としか言いようがない。これは大きなダメージになるし、ドレッシングルームでもガッカリしていた」と続け、ドロー決着に落胆の色を隠せなかった。

「もちろんこの後に控えている試合について考えることは重要だ。ただ、それ以上に自分たちがいる順位を今一度認識する必要がある。今週は多くのものを失った」

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