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【F1試合結果&順位】今季初黒星の名古屋が湘南に敗れ首位陥落。立川・府中vs大阪の試合では完山徹一の“スーパーミドルシュート”が決まる!

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 12月16日と19日、20日にFリーグ2020-2021 ディビジョン1の試合が各会場で7試合行われた。

※今シーズンから前半・後半の表記は前半=第1ピリオド、後半=第2ピリオドがFリーグで使用する正式表記となります。

すみだが岡村康平のゴールをきっかけに逆転勝利!

 7試合で計42ゴールが生まれた先週末のFリーグ。日本人W杯得点王・稲葉洸太郎氏の番組「アベマ Fリーグダイジェスト」(https://youtu.be/ui6VEmgseCA)では、立川・府中アスレティックFCの完山徹一らが決めたトップ5ゴールが選出された。

 まず、5位に選出されたのはエスポラーダ北海道の宮原勇哉のゴール。水上玄太との連係から決めたこの得点は、浮かさなければ通らなかった水上へのパスと、ゴールの角を射抜いたシュートコースを評価されトップ5ゴールに選ばれた。北海道はこれで今季4勝目。上位のペスカドーラ町田に5-2で快勝し、8位に浮上した。

 続いて4位はボルクバレット北九州の清水誠也が古巣のフウガドールすみだから奪った先制点。スペイン人のチャオ・パルメイロ・クリスチャンが左を向きながらアウトサイドで右サイドを駆け上がるスペイン人のウーゴ・サンチェスへ展開。ウーゴの折り返しをファーで滑り込むように合わせた清水の得点が選ばれた。

 3位は湘南ベルマーレ、ロドリゴが首位の名古屋オーシャンズに、第1ピリオド7分に決めた1点目。右サイドでボールを持った高溝黎磨がカットインしてゴールに迫ろうかと思わせ、右サイドをオーバーラップしてくるロドリゴへ展開。ロドリゴはそのまま左足トーキックでゴール左隅へと突き刺す同点弾を決めた。

 2位に選ばれたのはバサジィ大分の小門勇太のゴール。キックインの際にセットプレーの一つ「チョン・ドン」から生まれた得点だが、ゴールまでの距離は長かったにもかかわらずボールがブレてしまうほどの強シュートを叩き込んだ。第2ピリオド11分に決まったこの得点が決勝点となり、大分は1-0でシュライカー大阪に勝利した。

 そして、1位には立川・府中の完山の得点が選ばれた。大分の小門が決めたシュートに似ているが、稲葉氏は「小門選手とは違って、力というより技術でここしかないというところに決めた」とゴールニア上へポストに跳ね返って決まったベテランの得点を絶賛。立川・府中はこのゴールを含む5-2で大阪に快勝。4連勝を収めた。

 最後に、スーパープレー解説のコーナー「イナバ・ウワァー」では湘南の本田真琉虎洲が名古屋に今季初黒星を与えた決勝点が選出された。ペナルティエリア付近でボールを受けてキープすると、オーバーラップしてくる味方へヒールでパスを出すフリをして、タイミングを外し反転シュートを決めた。3位に選ばれたロドリゴ、本田のこのゴールを含む4得点で開幕10連勝中だった名古屋に逆転勝利を収めた。

 今週はさらに「特別ゴール」としてすみだの岡村康平が決めた今季初得点も紹介された。ゴールは、鬼塚祥慶のミドルシュートのこぼれ球を岡村が泥臭く詰めて決めたというもの。岡村は、元湘南の選手で、先日、12月19日に亡くなった久光重貴さんのかつてのチームメート。

 稲葉氏は「ベルマーレの勝利ももちろんですが、岡村選手のこのゴールも(出場機会が少なく)今季苦しんでいるところを後押ししているような久光選手のメッセージが入っているんだじゃないかと思って感動して選ばしてもらった」とコメント。すみだはこの得点をきっかけに3-1で北九州に逆転勝利。順位を一つ上げて7位に浮上した。

先週末の試合結果は以下のとおり

■試合結果
バサジィ大分 1-0 シュライカー大阪
湘南ベルマーレ 4-3 名古屋オーシャンズ
立川・府中アスレティックFC 5-2 シュライカー大阪
Y.S.C.C.横浜 3-5 ボアルース長野
バサジィ大分 4-4 バルドラール浦安
フウガドールすみだ 3-1 ボルクバレット北九州

■順位表

※SAL編集部作成

■次週試合日程
12月24日(木)
ボアルース長野 19:00 ペスカドーラ町田
12月25日(金)
シュライカー大阪 17:00 湘南ベルマーレ
12月26日(土)
バサジィ大分 12:00 ボルクバレット北九州
バルドラール浦安 17:00 名古屋オーシャンズ
12月27日(日)
エスポラーダ北海道 13:00 ペスカドーラ町田
Y.S.C.C.横浜 15:00 フウガドールすみだ
12月29日(火)
シュライカー大阪 13:00 名古屋オーシャンズ

※ABEMA 12月の放送予定はこちら

(記事提供:SAL)

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