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ボルシアMGがマルクス・テュラムへ月給相当の罰金処分…相手DFへの唾吐きで一発退場

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ボルシアMGがFWマルクス・テュラムへ罰金処分

 ボルシアMGは、ホッフェンハイム戦の唾吐き行為で退場を命じられたFWマルクス・テュラムに対して罰金を科すことを決めた。

 19日の1-2でホッフェンハイムに敗れた一戦の後半、テュラムはシュテファン・ポッシュへの唾吐き行為がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のレビューにより確認されて一発退場。長期的な出場停止の可能性も予想される中、23歳のフランス代表FWは謝罪を行ったが、クラブは独自に選手に対して処分を下すことを決めた。

 スポーティングディレクターを務めるマックス・エベール氏は、声明の中で「今朝、マルクスと長時間の話し合いを行い、その中で彼は自身の振る舞いに対して私とクラブに再度謝罪した。およそ2年にわたりマルクス自身のこと、彼のバックグラウンドや家族のことをよく知っている。昨日の行為はそれらを表すものではなかった」と断罪し、選手の主張や処分について言及した。

「マルクスはひどく落ち込み、意図的にシュテファン・ポッシュに唾を吐きかけてはいないことを強調していた。ポッシュとの口論の様子についても口を開き、フランス語で罵られた後に意図せず唾を吐いたと言っていた。これらの主張により変わることは何もないと彼自身もわかっており、退場も妥当だと理解している。しかし、彼が素晴らしい人間性を持つ思慮深い男であることを知っているから、私はマルクスを信じる」

「クラブとして、退場に至った振る舞いに対して、月給相当の罰金を彼に科し、それらは寄付されることになる。マルクスはこの処分を受け入れ、奉仕活動を行うことも申し出た」

「昨晩、マルクスはシュテファン・ポッシュとホッフェンハイム、チームメイト、コーチングスタッフ、そしてグラートバッハのファンに謝罪した。ボルシア・メンヒェングラートバッハの代表としてこのことを明確にしたい。マルクスは大きな過ちを犯し、この報いを受けることになる」

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