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主将不在の中盤支えた東福岡MF下川、「先輩の荒木遼太郎選手のように」

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中盤で奮闘し、勝利に貢献した東福岡高MF下川翔世

[12.21 ミズノチャンピオンシップU-16 3位決定戦 東山高 0-1 東福岡高 時之栖うさぎ島G]

 この日、東福岡高は怪我のために中盤のキーマン、MF植田稔真主将が不在だった。その中で「自分がもう一人のボランチ(MF田堀心友)を引っ張っていこうと」いう思いで試合に臨んだMF下川翔世(ブリジャール福岡FC)が中盤を支え、勝利に貢献した。

「球際ではあまり負けないという自信がある」というボランチは献身的にセカンドボールを拾い、ボールをサイドへ展開。だが、後半は疲労で前半同様のプレーができず、サイドチェンジの回数を増やせなかったことを反省していた。

 自分のプレーを十分に出し切れなかったことを悔しがったが、それでもコンビを組んだ田堀やCB吉田大晃、CB山下裕太郎らとともに1点を守り抜いて1-0で勝利。我慢強く守りきったことを前向きに捉えていた。

 下川は「鹿島アントラーズへ行った先輩の荒木遼太郎選手のように守備でもまとめて、攻撃でもまとめてという選手になっていきたいなと思っています」。全国大会でも自分のプレーができるように、憧れの先輩のようなプレーができるように、日々努力を続ける。

(取材・文 吉田太郎)

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