Jリーグは22日、年間表彰式『Jリーグアウォーズ』を開催し、最優秀ゴール賞に湘南ベルマーレMF齊藤未月が第27節・神戸戦(○2-0)の後半39分に決めた50m級のロングシュートを選出した。

　齊藤は11月15日に行われた第27節・神戸戦、1-0で迎えた後半39分に右サイドのハーフウェーライン付近でボールを奪うと、素早く右足でロングシュート。やや飛び出していたGKの頭上を越えたボールが見事にゴールへと吸い込まれた。

　齊藤は「チームとして1点取っていた中で2点目が欲しい中、あの時間で取れたのは良かった」とした上で、DF酒井高徳からボールを奪った際のFW岩崎悠人のポジショニングに感謝。ゴールシーンを「奪った瞬間、キーパーが前に出ていたのをわかっていたので思い切って打った。僕自身もああいうゴールは初めてだったので良かったし、僕のプレーの全てが詰まっていたと思う」と振り返った。

　齊藤は来季からロシアのルビン・カザンへの移籍が決定済。国内ラストゴールが2020年を代表する一発となった。

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