オランダのTVコメンテーターが名門フェイエノールトに、フローニンゲンでプレーする日本代表DF板倉滉の獲得を推薦した。

　現在23歳の板倉は2019年1月にマンチェスター・シティからのレンタルでフローニンゲンに加入。最初の半年間こそトップチームで起用されなかったものの、2019-20シーズンはセンターバックとしてリーグ戦18試合にフル出場を果たした。そして、今シーズンはここまで、不動のレギュラーとしてすべての公式戦にフル出場している。

　トーク番組『Veronica Inside』では、オランダの名門フェイエノールトにその板倉の獲得を推薦する声も。元プロサッカー選手でコメンテーターのハンス・クラーイJr.氏は、同じ23歳のアルゼンチン人CBマルコス・セネシの後釜として、板倉が適した存在であると見解した。『soccernews.nl』によれば、このように語っている。

「あのイタクラは本当にすごく優れた選手。まずまずのスピードがあって長身で、両利きだ。マンチェスター・シティはフローニンゲンに『彼を残すのは不可能』、『1年の期限付きで、もう少し上のクラブへ送り出すことを検討する』と伝えている。セネシを売ってイタクラをレンタルで獲れば、フェイエノールトとしては大きな改善となるはずだ」

　かつて小野伸二や宮市亮が所属していたこともあるフェイエノールト。もちろんトーク番組でのコメントとのことで、同クラブが実際にセネシの売却や板倉の獲得に動くかについては定かではない。ただ、板倉がフローニンゲンで、これだけ去就が注目を集めるほどの存在に成長していることも一つの事実のようだ。

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