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ザルツブルク2選手がドーピング検査で陽性反応

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ザルツブルク2選手がドーピング検査で陽性反応を示した

 ザルツブルク(オーストリア1部)は22日、マリ代表のMFモハメド・カマラとFWセク・コイタが11月にドーピング検査で陽性反応を示していたことを発表した。

 両選手は11月にマリ代表のメンバーとして、アフリカネイションズカップ2021予選の2試合に出場。クラブに戻った後の同22日、他のチームメイトとともに欧州サッカー連盟(UEFA)が実施したドーピング検査を受けたところ、陽性反応が出た。

 クラブ公式サイトによると、標高1700mの高地にあるナミビアの首都ウィントフークで同国代表とのアウェー戦に臨む際、高山病対策として投与された薬から禁止されている物質が見つかったという。

 マネージングディレクターのシュテファン・ライター氏は「選手がそれぞれの国の代表チームに呼ばれると、とても誇らしい気持ちになる。しかし、特に国際Aマッチでは医療が国際基準を満たしていること、医師が適用されるルールを熟知していることが求められる」とコメントしている。

 また、クラブも「ザルツブルクはUEFAや関係当局と協力し、マリでの出来事が完全に明らかになるよう全力を尽くしていく」と表明した。

 MF奥川雅也が所属するザルツブルクは現在オーストリア・ブンデスリーガで首位。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ3位で回ったUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦では、MF久保建英が期限付き移籍しているビジャレアルと対戦することが決まっている。

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